冬のバイク、スクーターの防寒対策にオーバーパンツがおすすめ

寒い時期、特に冬のバイク、スクーターの運転は過酷です。

とはいっても通勤などで日常的に使う人もいますし、寒い時期でもツーリングをする方もいます。

それに寒い時期に乗らなくてそのまま放置するとバッテリー上がり等、バイクが不調になることも多々あります。

なのでできる限り、寒い時期でも乗って動かしたほうがいいと個人としては考えています。

冬でも防寒対策をすれば、それなりに快適に乗れるようになります。

そこで防寒対策としてボトムスでおすすめなのはオーバーパンツ。

見た目は野暮ったくなりますが、防寒性は間違いないです。

この記事ではオーバーパンツがおすすな理由をご紹介します。

防寒はレイヤリングが重要

防寒する時はレイヤリングがとても重要です。

これは登山をしている私には割と当たり前ですが、バイクでも活かせます。

ざっくりと書くとこのような感じです。

バイクでもこのことが活かせることができ、寒い時期には、

ベースレイヤー…タイツ

ミドルレイヤー…トレッキングパンツor普段着のボトムス

アウターレイヤー…オーバーパンツ

この組み合わせが一番安定して使いやすいです。

バイクでのボトムスの種類

バイクの防寒ボトムスは主に4種類。

直ばきパンツ

普段着のボトムスのように1枚ではくタイプのパンツ。

1枚なので動きやすく、見た目もスリム。

1枚なので保温性はそれなりです。

直ばきパンツインナー付き

直ばきパンツに取り外し可能なインナーがついているタイプ。

インナーがついている分保温性は直ばきよりUP。

インナー付きなので1枚地より動きにくさはあります。

インナーは取り外し可能なので気温によってインナーを取り外して使えるので長い期間使えます。

オーバーパンツ

ボトムスの上からはくパンツ。

中綿素材などを入れていることも多いので防寒性は抜群。

ボトムスを2枚着ることになるのでどうしても動きにくいということはでてきてしまいます。

電熱パンツ

電気の力で温めるウェア。

こたつにはいっているようなものなので暖かさは随一。

電気が必要なので電源をバイクからとるかバッテリーでとる必要があります。

コードが地味に邪魔になりそうです。

オーバーパンツがおすすめな理由

色々と種類はありますが、オーバーパンツがおすすめできる理由はいくつかあります。

防水性がついている商品が多い

防寒パンツなので保温性と防風性はどのパンツも折り紙付き。

それにプラス防水性がついているのがオーバーパンツ。

他パンツでもついているものもありますが、オーバーパンツはだいたいに機能としてついています。

冬の時期でもまれに雨が降ることはあります。

防水性がないパンツだと濡れて冷えてとても危険です。

突然の雨でもオーバーパンツなら安心。

雨が降ってもそのまま走り続けることが可能です。

脱ぎ着ができる

私は走ることよりも走った先の観光や登山のためにスクーターに乗っています。

観光先をバイクウェアで歩くのはいかにも感があって正直私は苦手です。

また、歩きにくいのもあるので長く歩いて観光するには不向きです。

オーバーパンツであれば、脱いで普段着のボトムスで観光することができます。

これは他パンツではできない利点ですね。

駐車場で脱いで観光へ行くのがだいたいのパターンです。

また、ツーリング時に暑くなってきたときはどこかに停めて脱ぐことも可能。

寒くなってきたらまた着るということがしやすいのもオーバーパンツの特徴です。

通勤でも仕事着の上にそのまま着れるので便利。

脱ぐだけで済むので着替えをしないので楽です。

価格は安め

オーバーパンツは他のパンツと比べると価格は安めの設定です。

直ばきパンツは走ることを目的の方のために動きやすかったり、プロテクター入りだったりするので高め。

電熱製品もやはり高い。

そんな中、オーバーパンツはお財布にも優しいです。

よくないところもあります

いいところが多いですが、よくないところもあります。

2枚着ることになるのでどうしても着ぶくれしがちで動きにくさと見た目の悪さはでてしまいます。

しかし、オーバーパンツを使うのは乗っている時だけ。

乗っている分だったらそこまで人の目もないはずなので見た目も気になりません。

走りも攻めるわけでもなく、レースをするわけでもないので動きにくくてもかまわない。

ただし、乗降するときは気をつけましょう。

思いのほか足が上がらないので下手すると立ちごけ。

私は乗降するときはサイドスタンド出しておいてバランスが崩れてもいいようにしています。

おすすめのオーバーパンツ

ここからは私が使ってるオーバーパンツとよさそうなオーバーパンツをご紹介します。

ワークマン イージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングパンツ

私が現在使っているオーバーパンツ。

とりあえず名前が長い。

ワークマンの防水ブランドのイージスなので防水性はバッチリ。

ストロングとついているからか中綿がふんだんに入っています。

カラーは私が使っているインディゴにグレー、ホワイト、レザーががあります。

年によって色が変わったりするのでご注意を。

中綿がふんだんに入っているのでかなり暖か。

防風性もしっかりとしており、冬のツーリングや通勤時に使っても不足を感じません。

防水性も高いので急な雨でも濡れずにすみます。

雨の日の通勤でも濡れずに済んでいるので効果は確認済み。

膝裏はプロテクターが入るポケットがあるので入れれば、万が一のケガにも対応。

表生地も厚いのでこけて擦っても服がダメージを受けるだけで済みそうです。

難点は丈がちょい短めなのでくるぶしあたりがスースーすることとかなりもこもこなので脱いだ後のしまうのが困難なこと。

ADV150のメットインスペースをほぼすべて使い切る感じでしまえるのでけっこうなかさばり具合。

しまえない時はハンドルにかけるような形でおいています。

その点に目をつむれば、価格も5000円とかなりお安く暖かいのでオススメできるパンツです。

ILM ウインターオーバーパンツ

ネットで買えるオーバーパンツ。

完全防水ではありませんが、撥水性はあるので多少の雨ならしのげます。

登山のオーバーパンツのように両サイドがジッパーでフルオープンできるので靴を履いたまま、脱ぎ着ができるのが利点。

中綿も入っているので防寒性は問題ないでしょう。

膝プロテクターが標準で入っているので追加で買わなくていいのがGOOD。

これだけついていて1万円以下で買えるのは悪くありません。

ブランドを選ばずに買うのであればおすすめできるオーバーパンツです。

コミネ PK-9161 プロテクションオーバーパンツ

けっこうな人がお世話になっていそうなコミネ。

プロテクター入りなのに価格が安めなので私も大好きです。

中綿入りなので保温性は問題なし。

右サイドがフルオープンになっているので脱ぎ着も楽そうです。

防水仕様にはなっていますが、長時間の雨には対応は難しいようです。

色はブラックでコミネのロゴもアクセントとして小さくしており、見た目も悪くはありません。

コミネさんなので標準で膝プロテクターがついているのもうれしいですね。

プロテクターもしっかりしたものなので安心。

ブランドがしっかりしたところで価格を抑えたい方にはおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冬のツーリング、通勤には防寒対策は必須です。

トップスと違ってボトムスは意外とおざなりになりがちです。

しかし、トップスばかり厚着をしてもボトムスがおざなりだと結局寒くなってしまいます。

そんな時に便利なのがオーバーパンツです。

暖かく、脱ぎ着しやすいので防寒パンツの1枚目としておすすめです。

寒さでお困り方はオーバーパンツを検討してみては？

ここまでお読みいただきありがとうございました。