私はスカルパの登山靴を愛用しています。
登山靴の中ではもしかしたらマイナーかもしれません。
スポルティバとかキャラバンとかモンベルとかノースフェイスなんかと比べると知名度は低そう。
しかしながら、履いてみるとフィット感がよく、グリップもいい。
海外のメーカーとしては珍しく万人に合うような靴の形状をしているような気もします。
今回は万人に合うと思われるスカルパのおすすめできそうな登山靴を紹介します。
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スカルパの登山靴の印象
スカルパの登山靴の使用は長く、登山を始めて最初に買った登山靴はカイラッシュGTXという登山靴でした。
クッション性がよく、ほどよい固さなので歩きにくさもあまりないよい相棒でした。
5年ほど使用してさすがにソール以外が限界だったため、お別れ。
そこからしばらくは違うメーカーの靴を色々使用していました。
そして現在、メインで使用しているのはスカルパのメスカリートGTXとマルモラーダプロHDの2足に落ち着いています。
なぜ、スカルパに落ち着いたというと、
こんな感じになります。
正直、スカルパは尖った性能がなく、平均点といった感じです。
ただ、イタリアで長く続く登山靴メーカー。
また、『スカルパ』はイタリア語で『靴』と意味だそうです。
その名の通り作る靴に外れはない印象です。
どの靴も登山に対して不足なく使えて、長く使えるはずです。
ただし、正直インソールは微妙な印象です。
インソールは毎回変えているのでもう少しいいものをっと思ってしまいます。
靴自体は素晴らしいのでインソールは別途購入を検討したほうがいいかもしれません。
スカルパのおすすめ登山靴
ここからはスカルパのおすすめの登山靴を紹介します。
個人的に好きな登山靴を選んでいるのでローカット、アプローチシューズが多めです。
冬靴は外しているのでご了承ください。
メスカリートGTX
現在使っているアプローチシューズ。
アッパーはスエードを使っているので堅牢。
足を入れた時のフィット感もいいです。
靴紐もつま先あたりまでくるのでしっかりと足全体をホールドできます。
靴全体はほどよい固さで固すぎず、柔らかすぎず。
クッション性も高いので足への負担も少なめ。
ソールは安心のビブラムソールのメガグリップを採用。
長く使っていますが、まだまだ滑りにくく安心して使っています。
ソールのパターンもどちらかというと通常の登山靴に近いものを感じるのでザレ場やガレ場でも安定。
つま先はクライミングゾーンもついているので岩場の上り下りも楽です。
個人的にクライミングゾーンがついていたほうがつま先だけでグリップしたい場面が多いのであったほうが嬉しいです。
ゴアテックスなので防水ですが、ローカットなので水が侵入はしやすいです。
防水に関してはあまり過度に期待しないほうがいいです。
ローカットなので足首が自由で足さばきがよく、グリップも抜群で安心できるアプローチシューズです。
ポチップ
詳しい内容を知りたい方は下記の記事を。
ラピッドXTミッドGTX
メスカリートGTXより後ででたアプローチシューズ。
ローカットバージョンもありますが、紹介するのはミッドカット。
ミッドカットでありながらメスカリートより重量が軽い。
登山靴が軽いのは足上げが楽になるのでいいポイントです。
アプローチシューズらしく、靴全体は固め。
ソールもビブラムのメガグリップシリーズでクライミングゾーンもついているので岩場での安定は抜群のはず。
ソールのパターンを見る限り、ハイキングよりのパターンなのでザレ場などでもしっかりグリップしてくれそうです。
ミッドカットではありますが、ローカットに近い使い方ができそうです。
かかと側が柔らかい素材を使っており、足首を割と自由に動かせそう。
それでありながらサイドは補強されているので足首が横にずれにくく、捻挫の予防に。
ミッドカットなので水の侵入も少なくゴアテックス素材なのでローカットよりも使いやすさを感じます。
岩場も通常の登山道も不自由なくこなせそうな汎用性が高いアプローチシューズです。
ポチップ
女性用はこちらから。
ポチップ
ZGトレックGTX
THE登山靴。
私が最初に履いていたカイラッシュの後継機？
足入れはスカルパらしくフィット感がいいのは間違いないでしょう。
ハイキング向けの登山靴で、ソールのパターンもハイキング向けといった感じ。
ハイキング向けとはいっていますが、アルプスなんかでも十分対応できます。
さすがに岩稜帯が続くようなところではきついかもしれません。
ハイキング向けなのでアプローチシューズよりは靴全体は柔らかいはずなので靴が固いのが慣れない初心者や固めが好みでない人にはちょうどよいはず。
かかとが厚いのでクッション性もよく、ドンッと足をついても衝撃をしっかりと吸収してくれそうです。
ソールもビブラムなので滑りにくい。
ゴアテックス素材で防水もばっちり。
さすがに重さはありますが、歩く分には大丈夫。
しっかりしている登山靴なので公式では3シーズン向けと記載していますが、低山の雪山ぐらいならいけるスペックはありそうです。
高山雪山をしない人ならこれ1足でオールシーズン使える汎用性の高い登山靴です。
ポチップ
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ポチップ
モヒートトレイルGTX
モヒートはアプローチシューズよりですが、紹介するモヒートトレイルGTXはハイキングよりの登山靴になります。
見た目はスニーカーに近いですが、中身は登山靴。
アッパーはゴアテックス素材のスエードを使用していてトゥーガードもちゃんとついています。
ソールもビブラムでパターンもハイキング仕様になっているので滑りにくいことに違いはないはず。
モヒートは元がアプローチシューズよりなのか靴紐がつま先近くまできています。
このおかげでしっかりとしめればフィット感がよく、靴がずれることが少ないでしょう。
見た目がおしゃれなので山だけでなく、街中での使用も悪くありません。
登山帰りに履き替えずにそのまま街に繰り出してもいいかも？
ローカットなので街中でも歩きやすいのもそのまま使えるいいポイントです。
ポチップ
女性用はこちらから。
ポチップ
リベレランXT
スカルパも数年前からトレランシューズに参入しています。
その中から紹介するのはリベレランXT。
こちらの靴はトレランシューズにカテゴライズされていますが、公式が謳っていますが、この靴はハイキング、ファストハイク向けの登山靴だそうです。
リベレランと比べるとトゥーガードが増えていたり、履き口とタンに厚みがあります。
他にも各部に補強がされているそうなのでリベレランと比べるとしっかりとしていそうです。
それでも重さは軽く片足400g以下。
トレランシューズには及びませんが、登山靴として考えるとかなり軽い。
やはり、軽さは正義なのでこれであれば、軽快に歩けること間違いないでしょう。
トレランまではいかないけど、早く歩きたい人にはもってこいのシューズです。
ポチップ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スカルパの登山靴はいい靴です。
尖った性能はないけれど、丁寧に作りこまれた靴です。
万人に合う靴ともいえて、長く使える。
履いてよかったと思えるメーカーです。
一度、試着してみてスカルパの登山靴を試してみてはいかがでしょうか？
気に入れば、長く相棒として活躍すること間違いなしです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
