国内の山の高さで第二位の北岳。
南アルプスの名峰で日本百名山にも選定されています。
私は黄葉を見るためと自分の登山力の確認ために毎年の黄葉シーズンに1回登っています。
北岳登山の記事はこちら。
かれこれ10回は登っています。
この記事は北岳登山のみに焦点を当てて10回は登っている私がその経験から知っていて損はないところを紹介します。
個人の主観も入っていますので軽く見てください。
また、今回は北岳のみの焦点を当てているので白根三山縦走については除外してあります。
私自身も白根三山は1回しか行ったことがないのでお伝えできるポイントは少ないためです。
北岳登山するときのちょっとしたポイント
芦安駐車場は土曜日の夜中の1時頃までにくれば空いている可能性が高い
私は北岳の登山をする時は車で車中泊をしています。
そのため、早くに駐車場にくるようにしています。
今までの経験上、土曜日の夜中1時ころまでにつけば、バス、タクシー乗り場に一番近く、トイレもある第二駐車場に停められるはず。
悪くて第三駐車場になりますが、ちょっと離れている程度なのでそこまで差はありません。
第三駐車場にもトイレがあるので安心。
日曜日だと泊りで行く方の車が多く停められない可能性が高いです。
近くの駐車場の駐車場でなければ、第四~第八まで駐車場がありますが、坂をけっこう歩くのでそれならば早くに来ることをおすすめします。
朝一出発時の芦安~広河原間はバスよりタクシーがおすすめ
朝一出発のバスは5時15分。
バスの乗ろうとするとかなり混み合います。
悪いパターンだと立ちで行くことに。
しかも広河原まではおよそ1時間
山道で揺られながら1時間立ちっぱなしは苦行でしかありません。
それに引き換え、乗り合いになりますが、タクシーであれば確実に座れますし、すし詰め状態ではありません。
それとタクシーのほうが出発が早いため、バスより15分ほど早く広河原につきます。
朝一の出発であればタクシーのほうをおすすめします。
とはいえ、台数にも限りがあるので乗りたい場合は早くにタクシー乗り場についている必要があります。
朝一のタクシーに乗りたいなら4時頃に荷物をタクシー乗り場においておく
朝一の出発をタクシーでいくのであれば、とりあえず荷物をタクシー乗り場に置くことをおすすめします。
4時頃にはタクシー会社のおじさんがすでにスタンバってます。
タクシー乗り場にいくとタクシーで乗ることを促されて「荷物は見てるから置いて行っていいよ」と言われます。
荷物を置いておけば、予約できたような感じなので時間に遅れなければ乗れます。
外で待っているのも寒いので荷物を置いたら車で待機していくのがおすすめですよ。
帰りの広河原~芦安はバスでなく、タクシーでもよい
広河原のバスの出発時間は決まっており、バスに乗ろうとすると場合によっては2時間近く待つことも。
時間を計算して下山するのもいいですが、そんなことをしなくてもすむ可能性があります。
バス乗り場に併設してタクシー乗り場もあるのですが、
乗り合いタクシーは人数が揃えば出発します。
たとえば、13時下山して14時までのバスを待つのもいいですが、タクシーであれば先に人数が揃う可能性が大です。
基本バスの定刻前に人数が揃うので待ち時間が少なくなる可能性が大きいです。
帰る時間も早くなるのでおすすめです。
登山ルートは八本歯のコルを登り、草すべりを下りに使うのがおすすめ
私としての北岳のおすすめルートは登りで八本歯のコルを使い、草すべりを下りに使うルート。
私の場合は単純にピストンがするより、周回するほう好みというのもあります。
時間だけ見れば草すべりをピストンが一番早いですが、下りも上りも草すべりだと味気ない。
大樺沢二俣からの見下ろす景色、
八本歯のコルへ続く階段はしんどいですが、空へ向かうようで心が躍ります。
下りは甲斐駒を眺めながらと贅沢に。
周回のほうが景色が味わえるのでおすすめします。
おすすめの時期は黄葉の9月末~10月初
北岳のおすすめの登山時期は紅葉の時期。
まあこれは、他の山々も同じかもしれません。
北岳の紅葉は黄色い『黄葉』
大樺沢から眺める北岳の黄葉や眼下の黄葉は目を見張るものがあります。
紅葉のいい時期は9月末から10月の初旬。
山小屋のHPやSNSで情報をチェックすれば、ある程度予想がつきやすいのでぜひともチェックを。
テント場、山小屋の予約は早く予約
北岳山荘と白根御池小屋は山小屋はもちろん、テント場も予約が必須となりました。
時代の流れを感じます。
北岳山荘と白根御池小屋は専用のページから予約するのですが、北岳山荘に関してはハイシーズン時は1ヵ月前でも予約することは困難です。
私も以前に北岳山荘でテント張ろうと予約をしたかったのですが、8月のお盆休み時は1ヵ月前ですでに埋まっていました。
みんな早すぎー。
行くと決めたらもっと前に予約したほうがいいかもしれません。
肩の小屋については小屋泊は予約ですが、テント場は先着順なので早く行ったほうが無難です。
白根御池小屋は水場が無料
南アルプスは水量が豊富で水場がいいポイントでたくさんあります。
白根御池小屋は2200mと高い場所にあるのですが、無料で水を補給できるありがたいポイント。
水も冷たく火照った体にはちょうどいいです。
登りはここで水を補給することは可能なので荷物を軽くするために水を少なく持っていくこともできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このご時世簡単に調べられるため、知っている情報は多かったかもしれません。
そんなでも知らない情報でお役に立てれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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