ゴールデンウィーク前のトレーニング登山で青笹山にサクッと登ってきました。
久しぶりに静岡のオクシズエリア。
ここ最近は川根トレイルで来ていませんでした。
青笹山は景色もよく、アクセスも悪くないので山を始めたばかりの方にもお勧めできる山です。
山の情報
山の説明
静岡県中部にある山。
オクシズと言われるエリアの前衛の山。
1553mとそこまで標高も高くなく、最寄りの登山口の標高も高いので登りやすい山です。
山頂付近は名前の通りに笹が広がっています。
山頂付近は天気がよければ、南アルプスや富士山を望むことができます。
登った時期
登った時期は4月中旬。
林道や登山道には雪はなく、チェーンアイゼンは必要ありません。
山頂付近は毎度のことながら泥上になっていることがあります。
私が行った時もそうでしたので休憩する際はシートをもっていったほうが確実に座ることができます。
風もなく、日もあったので汗ばむ陽気となりました。
登山ルート
最初の地蔵峠入り口までは林道歩き。
そのから先は登山道となります。
たぶん、このルートで登ったほうが楽。
核心部は下りの青笹山から風穴あたりまで。
とはいえ、そこまで難しくはないので慎重にいけば大丈夫。
この時期は大丈夫ですが、冬の時期は注意が必要です。
特に地蔵峠入り口から地蔵峠区間は登山道が凍結するとけっこう怖い。
道幅が狭く、滑ると滑落しそうな箇所があります。
冬の時期は軽アイゼンかチェーンスパイクを持っていくことをおすすめします。
山行時間は休憩時間を含めて3時間程度となりました。
スクーターでの道レベル
全区間舗装路なので安心して通れます。
ただし、林道なので少し荒れている部分もあるので通行には注意していきましょう。
駐車場は葵高原か地蔵峠入り口にあります。
どちらもスペースはけっこうありますので早くにくれば満車ということはないかと思います。
山行記録
葵高原~地蔵峠
スクーターは葵高原に駐車してスタートです。

葵高原にはヤマツツジが咲いています。
4月中旬は花の季節。
青笹山でもヤマツツジ、ミツマタ、アセビの花を見ることができます。
ミツマタは撮り忘れてしまいましたが、地蔵峠入り口までの林道脇で咲いている場所があるので憂鬱な林道歩きも少し楽しめます。

ちなみに桜もまだ咲いていました。
少しだけとはいえまだ桜を見れるのは嬉しいものです。

地蔵峠入り口に到着。
ここで駐車して登ることも可能。
青笹山は数字の看板が設置されており、どのくらい進んだかわかりやすいです。
ペース配分もしやすい。

お地蔵さまに手を合わせて安全登山をお願いしておきます。

地蔵峠まではなだらかな登り。
前回の大札山、蕎麦粒山に比べたらだいぶ足取りが軽いです。

雪が積もっている時は注意が必要なポイント。
場所的に雪が積もって凍結しやすい。
足場も狭いので雪もしくは凍結時には軽アイゼンかチェーンスパイクを持っていくことをおすすめします。

入り口からそこまで時間もかからずに地蔵峠に到着です。

地蔵峠は分岐で青笹山方面か十枚山方面に行くことができます。
十枚山へいくのであれば、地蔵峠入り口の駐車場に停めたほうが近いのでおすすめです。
地蔵峠~青笹山
地蔵峠から青笹山へ。

地蔵峠からすぐに少しだけ急な登りがありますが、そこまで距離は長くはありません。
登りきると仏谷山に到着。

特に景色がいいわけでもないので通過地点ですね。

ここから先は気持ちのいい稜線歩き。
高低差の低いアップダウンを続けながら青笹山に向かいます。

笹と木々の道。
この雰囲気はたまりません。

細島峠は葵高原にいくこともできるみたいですが、1回も行ったことはありません。
行くのも面白いかも?

細嶋峠を過ぎて青笹山へ向かう稜線でアセビを見ることができます。
小さい鈴のような花はかわいいです。
しばらく歩いていると珍しいものが・・・。

鹿の角ゲット。
調べてみたところ、鹿の角を持ち帰るのは別に問題はなさそうです。
法には触れてません。
ザックにくくりつけてお持ち帰り。

無名の峠から先は空の上の笹道ゾーン。
ここも歩くのが気持ちがいいです。

青笹山近くにうつろぎやまの丸看板。
山頂って感じはあまりしません。

うつろぎやまからほどなくして青笹山に到着です。
この日は気温も高いせいで霞んであまりいい景色は見られませんでした。

南アルプス方面も霞んでいてカメラではあまりよく写せず残念。
青笹山の山頂は土が泥上になっていることが多々あるので休憩する際には近くの石を使うか、シートで休憩することをおすすめします。
私は一番乗りなので石を使い座って小休憩。
青笹山~葵高原
少し休憩をしたのち、下山開始です。

また、トレーニングにきます。

十枚山方面の山々。
もう見るといい稜線具合。


下山は17、18看板のところにある葵高原への新道を使って下山します。

分岐からすぐに急な下りになりますが、足場はしっかりとしているので恐怖感は薄いです。
距離も短いので安心して通れます。

木の皮がめちゃくちゃ剥がれてる。
これは鹿さんですね。
木の皮を食べたのか、角で削ったのか。
まだ削られて間もない感じでした。

バイケイソウの芽がニョキッと。
以前に来た時は一面に広がるぐらいに生えていましたが、今回はまばらに出ている感じです。
枯れたのか周期があるのか、それとも時期が早かったのかもしれません。

しばらく歩くとわさび田につきます。
ここは現役のわさび田でしっかりとしたわさびがあたりに広がります。

このわさび田がみえたら下山はもう少し。
最後は林道を歩いて葵高原に戻ります。

帰ってきたら駐車場は満車でした。
さすがはオクシズの中では人気の山です。
帰りの下山で何組かのパーティやソロの人たちとすれ違いました。
最後にスクーターで立ち寄りで山ツツジとスクーターをいい感じで撮れそうな場所がありましたのでそこが締めとなりました。

登山装備
簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。
・晴れ
・風は微風
・気温は山頂付近は15℃程度
・薄手メリノウール長袖シャツ
・長袖シャツ
・薄手ロングパンツ
・薄手ウールタイツ
・メリノウールの靴下(中厚手)
・薄手グローブ
・トレランシューズ(ローカット)
・レインウェア
・化繊ウェア(薄手化繊ベスト)
・トレッキングポール
・地図、コンパスセット
・ヘッドライト
・ツェルト
・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)
・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)
・予備バッテリー
・飲料水1.0ℓ(ペットボトル1本、温かい飲み物の水筒500ml)
・行動食(ナッツやチョコ)
・食事類(菓子パン)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オクシズの中で青笹山はアクセスもよく、景色もいいのでおすすめできる山です。
林道も整備されているのでバイクでも十分いけます。
この時期は花も見れるのでいいですよ。
バイクやスクーターで登山口まで行ってみたい方もどうでしょうか?
難易度は低いのでいけないことはないですよ。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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