山行記録

スクーターで登山口~太刀岡山・黒富士・曲岳~

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今回登った山々はあまり聞きなれない方も多いかもしれません。

この山々は日本百名山で知られる深田久弥が亡くなった茅ヶ岳のすぐお隣にあるような山々。

山梨百名山の山々でもあります。

山と渓谷社の分県登山ガイドの山梨県の山に記載されており、写真をみて気にはなっていました。

(私が持っているのは古いもので最新の本は曲岳と太刀岡山はない模様)

家からスクーターで行くのにも行ける範囲で山のレベルもそこまで高くない。

雪もまだなので今年最後の県外の山には行くのにちょうどいいと思い、登ってきました。

登山道は季節、年月で状況が変化します。

あくまで参考程度にしてください。

冬季は林道に雪、凍結があることがあるのでご注意ください。

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山の情報

山の情報

太刀岡山、黒富士、曲岳は山梨百名山であり、太刀岡山と黒富士は甲府名山にもなっています。

山系は奥秩父山塊に属しているようです。

小粒な山々ですが、景色はよく、特に黒富士と升形山はとてもいい景色が望めます。

時期は過ぎていましたが、おそらく、紅葉もきれいなはずです。

太刀岡山(たちおかやま)は、山梨県甲府市草鹿沢町と甲斐市下芦沢にある山梨百名山および甲府名山のひとつ。標高は1,295m。

Wikipedia

曲岳(まがりたけ)は、山梨県甲斐市北杜市に跨る、奥秩父山地の南(西)部に位置するである。

標高は1,642.4m。山梨百名山。頂上が東側へ曲がっている。山頂から金峰山など、奥秩父の山々が展望できる。曲岳庭園という場所にツツジが咲く。

Wikipedia

登った時期

登った時期は11月の末。

朝は例年並みの寒さですが、日中は暖かく、動いていてもそこまで寒さを感じませんでした。

登山ルート

太刀岡山の登山駐車場を起点に周回するルート。

核心部は太刀岡山までの登り、その先の下り。

鬼頬山への登りと曲岳までの登りと観音峠までの下りでしょうか。

太刀岡山の上り下りは急なことと晩秋特有の落ち葉の多さ。

落ち葉がかなり積もっており、落ち葉に隠れて岩などがあるので足元悪し。

落ち葉で滑りやすいので注意が必要です。

落ち葉が積もってなければ難易度は下がるはず。

鬼頬山と曲岳の登りは激登り。

ロープを持って登るところもあるのでけっこうきついです。

曲岳の登りは距離が短めなのが救い。

曲岳から観音峠までは激下りと道細目な箇所や岩場があります。

ルートも集中力切れると間違えそうかもしれません。

基本的にどこもピンクテープなどの目印はあるのでしっかり見ていれば迷うことはないはず。

山行時間は休憩を含めて6時間程度となりました。

スクーターでの道レベル

スクーターでの道は問題なし。

太刀岡山までの駐車場は道の広い舗装路なので余裕です。

さらに上の観音峠の駐車場まで道は広いので曲岳、黒富士のみならそちらに停めてもいいかもしれません。

山行記録

太刀岡山駐車場~太刀岡山

太刀岡山第一駐車場にスクーターを停めてスタート。

あたりが暗かったので写真を撮っていませんが、駐車場から少し下った橋を渡り、そこから道なりに歩くと登山口につきます。

登山道入り口には獣用の柵有。

カウンターもあったのでせっかくなので押してみました。

登山道はのっけから急登。

さらに落ち葉が積もっているので足元見えずの滑りやすいです。

落ち葉が積もる晩秋はちょっと注意。

急登を登りきると何なら大きな岩と祠があります。

ここの大岩を過ぎると登りは緩くなってきます。

だいぶ夜が明けてきました。

なんとなく犬のように見える岩に見えませんか?

木々の間から今日の最終ピークの曲岳が。

山頂には祠に甲府名山と山梨百名山の標識があります。

山頂は広くはないですが、休憩は可能。

三角点にもタッチ。

景色は富士山を望むことができます。

日の出と富士山

思ったよりいいペースできたので山頂から日の出をみることができました。

太刀岡山~鬼頬山~八丁峰

太刀岡山からいったん越道峠まで標高を下げます。

朝日の中を進むのは照らされて温かみを感じます。

最初のうちは緩やかですが、だんだんと急な下りに。

見た目以上に急で落ち葉が積もっているところも多いのでスリップには要注意。

下りきると林道にでて越道峠に。

林道を行くとそのまま下山できるようですが、周回なので階段を登って黒富士方面へ。

低山らしい登山道。

最初のうちは急ではありませんが、だんだんと急に。

ここの区間の急な登りが一番距離が長く感じる。

長い登りが終わると鬼頬山に到着。

鬼頬山は甲府名山の1つ。

手作り看板の鬼がかわいい。

ここからまた標高を下げますが、すごい下がるわけではないのでだいぶ楽になります。

緩やかな下り中

気分的には下がるのかという感じですけどね。

緩やかに登り中

葉が落ちて青空がよく見えます。

八丁峰が近くなると笹原がでてきます。

雰囲気が変わるのも面白くていいですね。

八丁峰は特に展望もない木々に囲まれたピーク。

各山頂への分岐点って感じです。

八丁峰~黒富士~升形山~曲岳

ここから黒富士方面へ向かいます。

看板もあるので間違うことはないでしょう。

奥の看板は元来た八丁峰方面

黒富士までも少し標高を下げますが、そこまでたいへんではありません。

山頂近くだけ急ですが、特に問題なし。

すぐに終わります。

急なところをすぎると山頂はもうすぐ。

黒富士は山頂よりも山頂近くの岩場が展望ポイント。

景色がいいので立ち寄ることをおすすめ。

展望場所から少し歩くと山頂につきます。

黒富士山頂自体は木々に囲まれて展望はそこまでなく、山頂も狭め。

少し休憩をとって今度は升形山へ向かいます。

先ほど写真の中で分岐の看板があったところまで戻ります。

今度は曲岳方面へ。

途中で先ほど登った黒富士が。

その名の通りなのか黒く見えます。

升形山までは緩やかな登り。

山頂の岩が見えてきました。

升形山に到着です。

升形山山頂にある岩は登ることが可能。

ちょうどよく階段状に足場があるので登りやすいです。

この岩場も黒富士の展望場所と負けず劣らずのいい場所。

升形山の岩場も登ることをおすすめします。

たっぷりと景色を堪能したら最後のピークの曲岳へ。

とりあえず、分岐地点に戻ります。

ここの分岐地点だけは少し迷いに注意が必要かもしれません。

黒富士方面から来た時の分岐地点の見え方

踏み跡もあるのでしっかりと確認すれば大丈夫ですが、分岐地点には看板がありません。

ピンクテープ等もなかったので何気なく進んでしまうと思わぬ方向にいく可能性あるので確認は怠らずに。

分岐地点からまた、標高を下げていきます。

下りきったらまた徐々に標高をあげていきます。

山頂近くになると最後の激急登。

ロープ有のなかなかの急登具合です。

距離が短いのが幸い。

登りきると最後ピークの曲岳山頂です。

曲岳は山梨百名山

曲岳~観音峠~太刀岡山駐車場

曲岳山頂は特に展望のなく、山頂も狭し。

三角点をタッチして下山します。

タッチ

ここから観音峠までは激下り。

最初のうちはそこまで急ではないですが、

だんだんと急になり、展望ブリッジあたりから岩場ありの少したいへんな感じになります。

展望ブリッジ。

展望ブリッジからは茅ヶ岳が近くに望めます。

茅ヶ岳の後ろは南アルプス

展望ブリッジから先で下ることはできなさそうなので戻って展望ブリッジ横を通過。

展望ブリッジ横の通過はロープを使用しないと登るのはたいへん。

登った先も狭いので通過がめんどいです。

ゴリゴリとウェアやザックを擦りそうなのでダメージ注意。

ロープ有の箇所も多く、急な場面も多いので下りには注意を払いましょう。

めまい岩も展望はよさそうですが、面倒だったのでパス。

急な下りを続けていると林道が見えて曲岳登山口につきます。

ここの林道わきに駐車スペースがあるのでここから登るのもあり。

観音峠の看板は登山口の近くあります。

ここから先は長い林道。

1時間以上は歩くので正直飽きます。

道はとてもよく整備されているので観音峠に自転車をデポして太刀岡山駐車場までワープするのが一番楽かもしれません。

ただ、車の通行はそこそこあるので運転には注意が必要です。

林道を歩いていると途中で茅ヶ岳方面への登山口があります。

こちらのルートは細尾根で急な登りもある模様。

こちらから茅ヶ岳を攻めるのもありかも?

曲岳には変わった巨石ある模様。

瑞牆山のような岩が山中にあるみたいです。

長い林道を歩いてようやく駐車場へ。

戻ってきました

林道歩きもつらいのである意味核心部かもしれませんね。

登山装備

山の天候

・晴れ

・風は木々がないところは吹くが、基本は微風程度

・気温は山頂で7℃程度で動いていれば手はかじかまない

着ていたウェア、ギア

・厚手メリノウール長袖シャツ

・薄手化繊ジャケット

・厚手メリノウールタイツ

・厚手ロングパンツ

・メリノウール靴下(中厚手)

・メリノウールグローブ

・メリノウールビーニー(薄手)

・メリノウールネックウォーマー(薄手)

・アプローチシューズ(ローカット)

ザックの中身

・レインウェア

・中厚手化繊ジャケット

・トレッキングポール

・地図、コンパスセット

・ヘッドライト

・ツェルト

・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)

・小物類(ライター、ティッシュ、細引き、カラビナ等)

・予備バッテリー

・非常食(バータイプの保存食)

・飲料水1ℓ(暖かい飲み物の水筒、ペットボトルの水600ml)

・行動食(バータイプのお菓子)

・食事類(おにぎり)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

太刀岡山、黒富士、曲岳周回は小粒な山々ですが、なかなかハードな登山道。

近くの茅ヶ岳と比べるとこちらのほうがレベル高めです。

知名度も茅ヶ岳に劣りますが、その分静かな山行は楽しめます。

最初に言っていますが、黒富士と升形山の景色がいいので行く価値あり。

山梨のいい山を登ってみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

はやぼー

2人の娘に翻弄されつつも山に登っているおじさんハイカー。 静岡県在住なので登るところは静岡の山が中心。 山登りするためにスクーター(ADV150)で登山口まで。 (自分用の車が欲しいのはここだけの話です。)

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