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レッドレンザー MH5のレビュー【LED LENSER MH5】

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登山においてヘッドランプは必須ギアの1つです。

早朝の暗い中で使用、テントや小屋泊時にも使用したりと使用頻度は登山にはまっている方であれば高いと思います。

数あるヘッドランプの中で私が使用しているのはレッドレンザーのMH5。

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かれこれ3年は使っていますが、光量は十分で明るく、本体がバンドから取り外せるのがとてもいい。

とても満足がいくヘッドライトです。

特徴・使用感

MH5の簡単なデータとしまして、

光束:ハイモード400ルーメン、ローモード20ルーメン

点灯時間:ハイモード4H、ローモード35H

保護等級:IP54

このような感じになります。

もっとハイスペックなライトなら600ルーメンとか点灯時間も8時間とかありますが、自分の環境下ではMH5のスペックでも事足りています。

防水規格も必要十分で雨に濡れたこともありますが、不具合は起きていないので問題なし。

バンドの幅も広く、ライト部分の頭に当たる部分はスポンジがついていて長時間つけていても痛みは感じません。

MH5はレンズ部分が特徴的でLED内に球状のレンズが入っています。

この球になっている部分がレッドレンザーのライトのいいところです。

この球状のレンズのおかげで見えるところ見えないところがはっきりとしている印象です。

写真でみるように明るいところの輪郭がかなりはっきりしています。

照らしている端のほうまでくっきりとみえるのでとてもわかりやすい。

おかげで足元や周り確認はかなりしやすくなりました。

MH5以前に使っていたものは中心は明るいが外にいくにつれてぼやけていく感じになります。

ただし、照射範囲としては他メーカーと比べると狭いかもしれません。

レンズで光を集約しているからかもしれません。

とはいっても範囲が不足しているということはないです。

また、スポットモードへの切り替えはレンズ近くのダイヤルを回すことでできます。

写真だとわかりにくいですが、レンズ近くのダイヤルを回すと少し出っ張ります。

ダイヤルは無段階調整可能で自分の照射範囲を設定することもできます。

ただ、スポットはかなり照射範囲が限られるので正直使いにくいです。

遠くまで見るにはいいかもしれませんが、いかんせん照射範囲が狭いので使いにくい。

私はだいたいが広範囲設定にて使っています。

次に広範囲設定時のロー、ハイモードとスポット設定時のロー、ハイモードの照射加減を写真で比べてみます。

ローモードは写真だとかなり暗く見えますが、実際には夜目も効いているのでよく見えます。

私はナイトハイキングをすることがあるのですが、ローモードでも照射範囲はくっきりと見えるので足元に安心感があります。

ハイモードを使用するときは主にナイトハイキングの下り時や長距離日帰り時に暗い時間から登る時という感じです。

どちらとも足元をくっきりと見るようにするためと道迷い防止のための登山道確認で広範囲であたりを確認するためです。

ただハイモードだと時間が短いのでご利用は計画的に。

また、目に優しい赤色灯もついているので機能は一通り備わっています。

赤色灯モード

後、ヘッドライト位置を無段階で調整できるのはうれしい部分です。

他メーカーではカチカチ音がして段階的に位置を調整するようになってたりしますが、MH5はカチカチ音はせずに回すような形で位置調整が可能。

これにより、細かい位置調整ができて自分好みの位置に照射部分をもってきやすいです。

次にこのライトの特徴としてライトがヘッドバンドから取り外すことができます。

これはたぶん他メーカーにはない機能。

このヘッドバンドが外せるのは個人的にうれしいところ。

メーカーは推奨はしていないですが、ヘッドバンドを洗濯機にいれて洗っています。

ヘッドライトのバンドはけっこう汗がしみてそのままってことは多いと思います。

ライトがついていると洗いにくいし、そのまま放置だと不衛生。

外して洗えるのはメリットが大きいです。

またライトの裏側にクリップがついています。

このクリップを使用してそのままザックのショルダーハーネスにつけたり、テントの天井につけて明かりにすることもできます。

ザックに取り付けてみました

また、バンドにループがついていてザックなどにつけておくことも可能。

一時的の保管には便利

ちょっとした気遣いがうれしい部分。

次にMH5のバッテリーですが、充電と乾電池どちらとも使えるハイブリッド型となっております。

乾電池は単三電池1本。

バッテリーのほうが電池より少し大きめ。

小さいから使えないということはなくちゃんと点灯します。

あくまで乾電池は緊急時という感じなので長時間の点灯はできそうにありません。

私も予備として乾電池をもっているくらい。

普段はバッテリーしか使いません。

バッテリーの充電方法はライトから直接の充電。

わざわざ本体からバッテリーをだして充電する手間が省けます。

ちなみにライト本体の充電部分はカバーなどなくむき出しです。

裏に接続部分あり

なのでそのまま接続するだけなのでこれも手間が省ける。

カバーがないから雨に弱いということはなく、濡らしたこともありますが、特に不具合はありません。

当たり前ですが、濡れたまま充電するとあぶないので充電する場合は乾燥させてからにしましょう。

充電はコードを接続するだけで済むのは地味ですがいいです。

充電接続方法が面白く、コード側の端子が磁石になっており、ライト側の充電端子に近づけると磁石でくっついて充電されるようになってます。

まあ、端子を指すのとそんなに手間は変わらないので面白いぐらい。

また、ヘッドライトとは別にML4という小型ランタンがあります。

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ML4とMH5は同じバッテリーを使用しているため、使い回しが可能。

ヘッドライトのバッテリーが切れた場合にランタン側のバッテリーを使うなんてことも可能です。

ML4自体小型で重量も軽いのでテント泊時の明かりとしてはもちろん、日帰りでも緊急用のランタン兼予備バッテリーとしても使えます。

最後に価格ですが、他メーカー同スペック程度のものとそこまで価格差はありません。

MH5のいいところ・わるいところ早見表

いいところ

・照射範囲内はくっきりして見やすい

・無段階でライト位置の調整が可能

・ライトとバンドの分離ができてバンドの洗濯ができる(メーカーは推奨してません)

・充電バッテリーの他に単三電池も使用可能

・バッテリーの充電が本体からそのままできるので楽

わるいところ

・他メーカーと比べると照射範囲は狭い

・スポットモードは範囲が狭くて使いにくい

まとめ

いかかでしたでしょうか。

ヘッドライトは登山では必要なアイテムです。

その中でもこのMH5はかなり推せるヘッドライト。

自分の中でベストギアに入ります。

照射範囲内がくっきりと見えるのとバンドがライトから外せるのはこのライトの最大の特徴。

照射範囲内がここまでくっきりと見えるのは初めて使った時に革命的でした。

足元で突っかかる心配性が減ります。

バンドも外して洗えるのは汚れが気になる私にはとてもありがたい機能です。

今のヘッドライトで満足していない方、これから登山始める方にはおすすめできるのでぜひともヘッドライトの購入候補になれば幸いです。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

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