SOTOのガス抜きツールが小さくても機能は十分で便利です。
ガス缶やスプレー缶などは自治体にはよりますが、缶に穴をあけて処分するところもまだまだあります。
私が住んでいるところも穴あけをしてから処分する方法。
私はガス抜きツールを使う以前はドライバーをハンマーで叩いて無理やり開けていました。
できなくはないですが、開け損じてドライバーが滑ったりと結構危険。
昔からあるようなガス抜き道具も買おうかと思いましたが、
これだと登山で使うOD缶には穴あけはできません。
無理すれば開けられそうですが、針部分が壊れそう。
何かいいものがないかと探していた時に見つけたのがSOTOのガス抜きツールでした。
使用感
かなりコンパクトで手に収まるサイズ。
見た目も持つ部分が樹脂でコーティングされてSOTOのロゴも刻印されていておしゃれ。
部屋においていても悪目立ちしません。
缶切りのような形状の部分で缶に穴をあけます。
穴をあけるのは簡単で缶の底部分の縁にひっかけて穴をあけるだけ。
てこの原理を使うので力はいりません。
この製品の弱点として底に縁がない缶は穴をあけることはできません。
引っ掛ける部分がないので当たり前ですね。
CB缶やOD缶はまず縁があるので問題はないと思います。
虫除けスプレーも縁があるものが多いですが、医薬品や化粧品は底に縁がないものが多いです。
縁がないものは別の穴あけ道具を使うしかありません。
もう1つこのガス抜きツールの良い点としてOD缶の余ったガスを抜くこともできます。
穴開け部分の反対側が余ったガスを抜くことが可能。
使い方も簡単でOD缶のねじ部分にガス抜きツールをねじ込むとガスがでてきて余ったガスを抜くことができます。
ガス抜きツールの横に小さい穴が空いており、そこからガスが抜けていく仕組み。
OD缶にセットするとこんな感じ。
当然ですけど、ガスを抜くときは屋外でやってください。
屋内でやると部屋にガスが充満して危険です。
これなら古くなってさびてしまっているような処分に困るOD缶でも安全にガスを抜くことができます。
義父が古くなって余らせたOD缶を家にもってきていたので試しにつかったところ、問題なくつかえました。
まったく処分に困るものを家に持ち込んで頂きたくない。
ガス缶の使用期限はSOTOのホームページの記載では製造から7年だそうです。
イワタニ・プリムスも製造から7年なのでガス缶の寿命は7年とみていいでしょう。
製造年月日は缶底に記載されています。
頻繁に調理する人なら問題ないかもしれませんが、お湯を沸かす程度ではなかなかガスって減らないんですよね。
寿命をすぎたものを使用すると危険性が高いのであるとガスを抜くことができるのは便利です。
最後にお値段ですが、ガス抜きツールとして考えると高めです。
ただ、すごい高いわけではないのでアウトドアをする人は持っていて損はありません。
私が持っているのは安全ガード付きなので少し金額が上がります。
私は後に知ったのですが、安全ガードがついていないタイプもあり、そちらでもいいと思います。
安全ガードがついていないだけで機能は同じなのでおすすめ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
けっこう困るのが登山で使うOD缶の処分です。
SOTOのガス抜きツールは穴あけはもちろん、余ったガスを安全に抜くこともできます。
サイズもコンパクトで見た目もおしゃれ。
飾っておいてもいいかも?
初見では穴あけ道具とは思いません。
お値段もそこまで高くはないのでおすすめできるアウトドアのサブギアです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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