前回登った空木岳。
記録から言っている通り、お山印をコンプリートするべく、今年の夏山1泊登山は残りをゲットするための山行。
今までいつでも登れるからと後回しにしていた木曽駒を含めて縦走してきました。
今回の山行で思ったことは、
檜尾岳、将棊頭山は山が好きな人は静かなのでおすすめ。
ロープウェイがあることから木曽駒と宝剣は人も多く、正直観光地という位置づけ。
山の形はすばらしいので見る山ですね。
登山道は季節、年月で状況が変化します。
あくまで参考程度にしてください。
冬季は林道に雪、凍結があることがあるのでご注意ください。
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山の情報
山の説明
木曽駒ヶ岳は言わずとしれた日本百名山。
ロープウェイもあることから多くの方が登られます。
宝剣岳もそのついでに登られる方もいますが、こちらは高度感のある岩場の通過が苦手な人はやめましょう。
檜尾岳、将棊頭山は少し離れているためか割と静かな山。
個人的にはこちらのほうが静かで好み。
縦走路にある濁沢大峰や島田娘もなかなかいい展望なのでおすすめできます。
木曽山脈(きそさんみゃく)は、本州の中央部を長野県の木曽谷と伊那谷に跨って南北に連なる木曽川と天竜川に挟まれた山脈。通称は中央アルプスで、飛驒山脈(北アルプス)や赤石山脈(南アルプス)と共に日本アルプスを構成する山々である[1]。
Wikipedia
登った時期
登った時期は7月終わりと8月初めの2日間。
稜線上でも気温22℃とけっこうな暑さ。
朝晩は12℃と冷え込むので防寒着は必須です。
登山ルート
登山ルートは1日目は檜尾登山口から檜尾岳~宝剣岳へて宝剣山荘でテント泊。
2日目は宝剣山荘から濃ヶ池経由で将棋頭山へ行った後に周回するような形で木曽駒ヶ岳が最終ピーク。
後はロープウェイ乗り場まで行き、楽々下山です。
スタートは檜尾岳登山口となっていますが、菅の台バスセンターから歩いて登山口まで行ってます。
菅の台バスセンターから登山口までは1時間程度です。
道は基本明瞭ですが、宝剣山荘から濃ヶ池へ向かうルートは若干わかりにくい場所もあったので注意は必要。
核心部は宝剣岳・・・ではなく、赤沢ノ頭から檜尾小屋と檜尾岳から濁沢大峰の区間。
宝剣岳への道は高度感のある岩場ですが、足を置く場所は多く、鎖もあるので正直慣れている人なら苦ではないです。
人が多く、慣れていない人がいると渋滞になるのでフラストレーションは溜まります。
対して上記2箇所は急な箇所が多く、ザレている箇所もあるので注意が必要です。
上りだとけっこうな体力も奪われるのでこちらのほうがたいへんでした。
山行時間は休憩を含めて1日目は9時間10分。(駐車場からの林道歩きも含む)
2日目は4時間半程度となりました。
山行記録
【1日目】菅の台バスセンター駐車場~檜尾岳登山口~赤沢ノ頭
菅の台バスセンターから檜尾岳登山口までは徒歩。
わかっちゃいましたが、暗い中の1時間の林道はきついし、怖い。
獣の気配もありましたし、用心は必要です。
ちなみに駐車場の混み具合ですが、金曜日入ったのもいいのか余裕で入ることができました。
ともかく、登山口近くのバス停についたところで少し仮眠。

東屋には大きな岩があってひんやりして気持ちよかったです。
けっこう寝られるもんですね。
怖さよりも睡眠を優先した自分です。
明るくなってから登山口に向かいます。
バス停から登山口までは少し歩くとつきます。

一番乗りということもあって蜘蛛の巣が張ってうざったい。
まあ、山登りあるあるですね。

最初はつづら折りの山道。
久しぶりのテント泊装備は重さがズシッときます。
だいたい14Kgですが、いつもの日帰り装備と比べると速度も落ちます。

この登山道なかなか広い休憩場所がなかった気がします。
上記のでっかい木のところにはちょどよく石が置いてあって休憩。

しばらく歩くと開けてきてきますが、上りもきつくなってきます。

蒸して気温も高くなってきて汗も噴き出す。

赤沢ノ頭は特に展望はありません。
赤沢ノ頭~檜尾小屋~檜尾岳
ここからは急登続き。

正直重い装備では嫌になります。
下りでは使う人は多いこの道は上りではあまり記録では見かけませんが、まあ気持ちはわかる気がします。

標高が上がると時折木々の間から景色が望めます。
沢などもなく、代り映えが少ないただただ長い上りがこの登山道なのでひらけると休まります。

道標はしっかりあるので道迷いの心配はなし。

急登すぎる・・・。
会ったのは抜いていったトレランの方1人のみ。
人が多い木曽駒や空木とは違ってかなり静かな登山道。

シャクナゲのピークは時期の時はきれいかもしれませんね。
花はありません。
そして山頂までまだ2km以上と標高差300m近くあるという絶望感。
まだまだ登らせてくれます。
そしてここまで上がってくると息が上がるのも早い。

疲れてこの区間の写真を撮っていない(;´∀`)

ようやく空も明るくなってきてひらけてきそう。

ようやく開けました!!
ここまで長かった・・・。

稜線まででると天候と同じく気持ちも晴れてきます。
晴れてはいますが、風もあったので気持ちのいい涼しさです。

以前の檜尾小屋は避難小屋でしたが、今は有人の小屋になって4年ほど経っているそうです。
以前は幽霊がでる小屋として有名でしたが、今はリニューアルして内部もきれい。
小屋のオーナーは気さくな方で長々と話し込んでしまいました。

小屋からも景色も抜群でここで泊まるのは有りです。

リニューアルしたときにテント場も完成。
かなりきれいに作っており、ここのテント場はすごい泊まりやすそう。
檜尾岳は比較的人も少なめなのでここでテント泊も静かに過ごせそうです。


周辺はお花もよく咲いています。

小屋から山頂までは10分ほど。

階段を上るともう少し。

檜尾岳到着です。

三角点タッチ。

近いようで見るとけっこう遠くに感じる檜尾小屋。

続く登山道の写真は映えます。
が、ここから登り返しが2回もあることを見ると嫌になる。
檜尾岳~濁沢大峰~島田娘~宝剣岳
檜尾岳からしばらくは標高を下げます。

ザレている箇所もあり急な下りとなるので注意しましょう。
下りきると次は急な上り。


鎖場やはしごが連続するのでけっこうなきつさです。
風も通らず、気温も高いので汗が吹き出し、体力を奪われます。

高度感のある階段もあるので注意です。

細かな上り下りもこたえる。

濁沢大峰に到着です。
山頂は岩場で狭めですが、人は少ないので休憩。
ここからまた標高を下げるのが嫌になる・・・。

濁沢大峰をすぎると登山道はなだらかになっていき、急な上りは少なくなります。

そびえたつ島田娘。

島田娘の由来はなんでしょうね。

中央アルプスのこのあたりにしかない希少なヒメウスユキソウ。
雪のような花はなんとも珍しく目を引かれます。

正面の宝剣岳が近くなってきました。

独立している三ノ沢岳。
個人的にそそられる山です。
ロープウェイを使って日帰りもありか?
でもロープウェイの上りは混むしなぁ。

ここまでくるとだいぶにぎやかになってきます。
ここからロープウェイ方面にもいけますが、私は宝剣岳へ。

三ノ沢岳分岐まではゆるやかな上り。

三ノ沢岳へはここからのピストンとなります。

宝剣岳までは破線ルートとなっています。
そしてヘルメット着用が推奨。
自分も一応ヘルメットをしましたが、正直なくてもいいような気もします。
落ちたらまあ助かりません。
落石の心配はありますけどね。
破線ルートですが、道迷いはまずありません。

鎖場などは豊富にあり、足場も悪くない。

雰囲気はあります。

高度感はあるので高いところが苦手や岩場に慣れていない人はやめましょう。

岩のトンネルをくぐると。

有名なトロルの舌。

足場はしっかりしているので怖くなければだいじょうぶ。

山頂は狭いのである程度譲り合いは必要です。

社があるのでお参りを兼ねます。
宝剣岳~宝剣山荘
ここから宝剣山荘まではすぐ。
ですが、登ってくる人が多く渋滞。
しかもツアー団体。
まあ、登るのはいいんですが、どうにもレベルが合っていない。
鎖場で横移動する箇所で怖くて足の進みが遅い人が多く、しまいにはいけなくて立ち往生する人がいる始末。
その上、別のグループはルートを無視していこうとするツワモノも。
しかもうまく降りられそうにないというグダグダ加減。
10分以上も待たされる始末です。
自分の身の丈にあった行動をしてほしい。
フラストレーションばかり溜まってしょうがないです。
と、愚痴っておきます。

鎖場の横移動を終えると後は下るのみ。

到着です。
宝剣山荘のテント場は予約制で、あらかじめ自分は予約済み。
頂上山荘もありますが、時間も遅くなって入れないと困るのでこちらにしました。
ただ、檜尾小屋の主人の情報だと混みあってもけっこう入れてくれるらしいです。

宝剣山荘のテント場もある程度ならされているのできれい。
トイレと水は宝剣山荘を使います。

担ぎ上げてきたお酒でお疲れさんモード。
昼間から飲むなんて山でしかありません。

予報通り、ガスってきましたが、雷や雨にはならず安心でした。
景色もいまいちなので酒を飲んだり、昼寝したり、ご飯食べたり。
そうこうしているうちに夕暮れに。

夕方になるとガスがとれていい夕焼けに。


なかなかのいい写真も撮ることができました。
これがあるからやめられないんですよね。


星空も撮ろうしましたが、ガスがかかって思いのほかいい写真は撮れませんでした。
【2日目】宝剣山荘~濃ヶ池~西駒山荘~将棊頭山
2日目は風が強め。
テントを撤収するのが少し面倒でした。
ちなみに宿泊者は宝剣山荘に荷物をデポしてもいいとのこと。
重い荷物を置いて身軽になって周回です。

だいぶ明るくなってきたので濃ヶ池を経由して将棊頭山へ向かいます。

しばらくは下り。
駒飼ノ池まではわかりやすく、危険度も少な目です。

ここの区間はチングルマの群生が多いので綿毛を多くみられます。

水は少ないですが、きれいなので取水はできるか?
ここからしばらくは沢を横切ったりしながら濃ヶ池方面へ。

枯れ沢をいくつか横切りますが、その際にルートを見失いそうな箇所がありましたので注意は必要です。
ピンクテープなどの目印も少ない印象です。

だいぶ日が昇ってきました。

けっこう下るので登り返しが面倒ですが、荷物が軽くなったので足取りは軽い。

途中に分岐がありますが、伊勢滝方面はルートファインディング必須な破線ルート。

なかなかの水量の沢もあってここでも取水はできそうです。

濃ヶ池は逆さ宝剣を見れるスポットですが、この時は風も強く、映りはいまいち。
しかし、こうやってみる宝剣岳はかっこいいですね。

ちなみに南アルプスと富士山も望めます。
濃ヶ池を過ぎてしばらく登ると分岐に。

ここからはしばらくは天気もよく気持ちのいい登山道が続きます。

この登山道は少し離れているためか、時間が早いのもあるのかとても静か。

将棊頭山方面へは緩やかな上り。

道に迷うこともないです。

あっという間に西駒山荘に到着です。
西駒山荘はコマクサの群生があり、夏の時期に見ることができます。

やるべきことはやったら次は山頂へ。
将棊頭山は、少し戻った分岐にあります。

分岐は小さいので見落としてしまいそうなので注意。
山頂までは少し登ってすぐです。

山頂は狭いですが、人気は少ないのでしばらく独占。

山頂は360°の展望。

いい景色が広がります。

人が多いと気持ちとしてゆっくりできないのでこういう山は落ち着きます。
将棊頭山~木曽駒ヶ岳~頂上山荘
景色を堪能したらひとまず分岐地点まで戻ります。

ここからは急な上りが続きますが、荷物が軽いので実に足取りが軽い。

サクサク登るよ!!

だいぶ山頂が近くなってきたところで、

少し見にくいですが、奥に子供もいます。
久しぶりにライチョウに会えました!!
そして中央アルプスで見るのは初。
絶滅したとされてから半世紀。
復活プロジェクトが始動して現在では300羽ほどが生息しているそうです。
こうやって元の環境に戻していくのも人の務めなのかもしれません。

ライチョウに会えたのはうれしいのですが、ライチョウは天候の悪い日に遭遇率が高い生き物。
だんだんと雲行きが怪しくなってきました。

中央アルプス最高地点の木曽駒ヶ岳。

三角点にもタッチしておきます。
時間が早いのとガスっているためか人は思ったよりも少なめ。

山頂には神社もあるのでお参り。
これからも安全に登山できるようにお参りしておきます。
山頂は広いですが、何分ガスでなにも見えないので早々に下山方向へ。
頂上山荘までは緩い下りですが、人は多いのですれ違いには注意です。

頂上山荘で目的を済ませます。

頂上山荘のテント場は広いスペース。
ただ、ならされていたりするいい場所はすぐに取られてしまいそう。
また、混雑するとガヤガヤもしそうです。
予約が取れるなら大して距離も遠くない宝剣山荘のほうがゆったりスペースをを使えます。
頂上山荘~宝剣山荘~千畳敷ロープウェイ
ここまで来るとロープウェイの人が登ってくることもあり、混雑してきます。

下山方向の中岳方面へ。

中岳までも上りですが、大した距離でもなく、すぐにつきます。

ガスっているのでどんどん進みます。
写真を撮り忘れていましたが、宝剣山荘に行きデポした荷物を回収してロープウェイ方面へ。

千畳敷へは急な階段が多い道。

道は大したことないですが、上りの人がかなり多いです。

始発は過ぎたので大丈夫だろうと思って下山しましたが、甘かった。
下る人も多いですが、圧倒的に登る人が多い。
道が狭いのですれ違いにも注意が必要です。

ここまで来るともう観光地ですね。

ロープウェイ乗り場について下山完了です。
あとはあれよあれよとロープウェイに乗ってバスに乗り込む感じ。
この時期は人が多いとロープウェイは9分間隔でくるようになってみたいです。

今回の目的はお山印のコンプリートのためということで、

すべて制覇です。
また、コンプリートしたものを駒ヶ根観光協会に持っていくと、

制覇のお山印と、

手拭いをもらえます。
駒ケ根観光協会は菅の台バスセンターの隣にあります。
中央アルプスを登るときはお山印という目的をもって登るのもありかもしれませんよ。
他にもいろいろと購入。

宝剣岳のバッジは木でかわいいですね。

檜尾小屋と西駒山荘ではステッカーを。

裏についてるまた来てねがいい(*´▽`*)
そしてこうやってまた、バッジとステッカーが増えていくとさ(;´∀`)
ちなみにバッジの飾り方や保管方法を考えた記事があります。
ステッカーの張る場所も。
参考にどうぞ。
登山装備
山の天候
・1日目は晴れ時々曇り、2日目は晴れのち曇り
・1日目は微風程度、2日目は時折体をもっていかれる強風
・気温は山頂で22℃程度で汗ばむ陽気、朝晩は冷え込み12℃程度
着ていたウェア、ギア
・薄手メリノウールシャツ(ショートスリーブ)
・薄手ジップフーディ(ロングスリーブ)
・サポートタイツ
・7分丈パンツ
・メリノウール靴下(薄手)
・薄手グローブ
・アプローチシューズ(ミドルカット)
ザックの中身
・レインウェア
・ヘルメット
・薄手化繊ジャケット
・トレッキングポール
・地図、コンパスセット
・ヘッドライト
・LEDランタン
・テント
・夏用シュラフ
・スリーピングマット(セルフインフレーティングマット)
・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)
・小物類(ライター、ティッシュ、細引き、カラビナ、ボディシート等)
・予備バッテリー
・飲料水2.0ℓ(ペットボトルの水500ml×4本)
・行動食(おにぎり×3個、バータイプのお菓子、塩分タブレット、ナッツ類)
・食事類(夕食、朝食用)
・料理セット(ガス缶、カトラリー、コッヘル等)
・カメラ用三脚
過去に書いた着ていくウェアの記事があります。
テント泊でも着るウェアは同じ。
ベースレイヤーの選び方も。
参考にどうぞ。
まとめ【木曽駒、宝剣は眺めるお山】
檜尾岳は個人的にいい山でした。
次来るとしたら、1泊で檜尾岳~空木岳へ縦走して道をつなげるのが楽しそう。
木曽駒ヶ岳と宝剣岳はもういいかな~。
人が多すぎるのも問題ですね。
私の人混み耐性のなさも問題ですね。
静かな山がいいです。
木曽駒ヶ岳は頑張って子供を連れて行くのは面白そう。
実際に見た目は幼稚園から小学校低学年の子も登っていたので。
高山なので体調不良は気になりますが、宝剣山荘あたりでテント泊をして木曽駒ヶ岳に登るのは悪くなさそうです。
本人たちのやる気もあるので筆者の願望みたいなものですが(;´∀`)
ここまでお読みいただきありがとうございました。




