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日帰り山行記録~白山~

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お盆休みにテント泊をしてから山に対するモチベーションが高まっていました。

どこか行ったことがない山に登りたい。

色々とどの山にいこうかと探しました。

そういえば、白山には行ったことがない。

北陸地方の山にも登ったことがないし、百名山を久しぶりに更新するためにいい。

静岡の中部からおよそ4時間。

平瀬動から登ります。

登山道は季節、年月で状況が変化します。

あくまで参考程度にしてください。

冬の時期は道路が凍結することもあるので道路状況の確認はお願いします。

山の情報

山の説明

日本三霊山の1つ。

日本三霊山は富士山、白山、立山の3つになります。

白山(はくさん)は、日本北陸地方白山国立公園[注 1]石川県白山市岐阜県大野郡白川村にまたがる標高2,702m活火山[3]両白山地の北部に位置する加越山地(加賀山地)の最高峰である[4]富士山立山とともに日本三霊山の一つである[注 2][3]日本百名山[5]新日本百名山[6]花の百名山[7]および新・花の百名山[8]に選定されている。

Wikipedia

登山時期

登山時期は9月初旬。

まだまだ夏山という感じ。

とはいえ、山頂付近は標高も高く、チングルマや草紅葉も少しあったので秋を感じさせます。

登山ルート

静岡からのアクセスが早い平瀬道からのルートとなります。

登山道での危険個所は特にないように感じました。

当然、ガレ場やザレ場や切れ落ちているところはありましが、全工程を通して道はかなり整備されています。

山行時間は休憩時間込みで7時間程度となりました。

一番気をつけないといけないのが車の運転での大白川ダムまでの林道。

道は荒れてませんが、距離が長い、すれ違いできない場所がけっこうある、対向車が割とくる、カーブミラーがほしいところになくて対向車の確認がしにくいといった具合です。

車の運転はいつも以上に気を使いました。

山行記録

大白川ダム駐車場~大倉山

帰り際に撮った写真

登山口は駐車場から近く。

すぐ目の前にも駐車場があるため、わかりやすいです。

ただ登山口前だとトイレが遠くなってしまうので下の駐車場にとめたほうが無難かもしれません。

下の駐車場でも歩いて5分もかかりません。

登山口から遠くない箇所で倒木がありました。

先日の台風の影響で倒れた模様。

けっこうかがまないと通れないので面倒です。

それよりも怖いのが張り紙で近くでスズメバチの巣があるようなことが書いてありました。

近くでハチの音がすることはなく、もしかしたら駆除してくれているのかもしれませんが、スズメバチは怖いので慎重に進みます。

少し開けたところからの日の出。

この時はいい天気かと思ったんですけどねぇ。

平瀬道はほぼ危険個所はありません。

1か所鎖場もありますが、特に怖い部分もなく、鎖を使わなくても上り下り可能です。

コースの半分以上しめていると思うぐらい階段があります。

道は整備されていてとても登りやすいのですが、階段歩きは個人的に苦手。

地味にいやらしい箇所はクマザサを刈り取ってできた道。

根がひっかかるし、土もさらさらで少し滑りやすい。

3か所程度クマザサを刈り取ってできた道はあったかと思います。

平瀬道は本当に整備されており、標柱とベンチがだいたい1km間隔で配置しています。

休憩時間の目安になり、ゆっくりと休憩することができるので感覚がつかみやすいです。

大倉山は登山道から少し外れたところにあるようで近くの標柱には『大倉山山頂付近』と記載しています。

大倉山~室堂

大倉山山頂付近を通り推してすぐに避難小屋があります。

24年の9月の時点では修理中で使用禁止。

ベンチぐらいはあるだろうと思っていたらなにも使えない状態で休憩は無理そう。

避難小屋で休憩を考えている方はやめたほうがよさそうです。

休憩は大倉山山頂付近のベンチかその先のベンチがポイントとなりそうです。

だんだんとひらけてきましたが、なにやら山頂はガスが多そう。

ちなみに雪渓はもうありません。

本当に便利な休憩ベンチ。

ここまでくるとだいぶ室堂まで近くなってきます。

ある程度登りきると室堂までは平坦で歩きやすい道となり、別の世界。

もうあと少し。

ビジターセンターでか!!

見えた第一印象。

本当にかなりの大きさです。

山頂付近でこの大きさの小屋はトップクラスなのではと思います。

室堂ビジターセンターに到着です。

ビジターセンターは本当に大きく、宿泊施設も何棟もあり、かなりの人数が泊まることができそうです。

室堂からの御池巡り

少し休憩をしたら山頂からの御池巡りに出発です。

山頂付近は雲の中という感じで思った以上に天気は微妙。

鳥居をくぐり神社の横から山頂に向かうことができます。

山頂までは残り250mほど標高を上げます。

これが意外とたいへん。

標高も高いので息が上がります。

山頂付近なのに石の階段がある。

さすが日本三大霊山というだけあるのか。

ここに石の階段を作った人は本気ですごい。

ガスが上がっていたのもあり、あまり景色は望めません。

ちなみに高天ヶ原とは神が天下るところという場所だそうです。

そうするとここに降り立ったのでしょうか。

時折、ガスが抜けて青空が広がります。

山頂に到着!!

しかし、ガスの中。

今回は天候の神様は降り立ってくれなかったようです・・・。

三角点タッチ。

とにかくこれで久方ぶりの百名山更新です。

山頂には奥宮があり、せっかくなのでお祈りをしていきます。

山頂には羅針盤もあり、晴れていれば山の同定するのもできそうでしたが・・・。

今回はお預け。

しばらく待ってもガスは抜けそうにないので御池巡りにいきます。

御池巡りの道は特に危険個所はなさそうです。

しいて言うなら山頂から御池巡りにいく道のみ。

ガレ、ザレがあり、急な部分もありますが、距離は短いのでそこまで気になりません。

しかし、相変わらずのガスの中。

油ヶ池は遠めですが、浅そうな池。

紺屋ヶ池はくすんだコバルトブルーの小さめな池。

少しだけガスが抜けてきました。

翠ヶ池は白山の池の中で一番大きくきれいな池。

透きとおたコバルトブルー。

湖面には風がそこまで吹いていないせいか山体が少しだけ写っています。

これが晴れていれば遠くの山が湖面に移りそうです。

翠ヶ池も素晴らしいですが、チングルマの群生も素晴らしいです。

翠ヶ池のすぐそばにチングルマの群生があります。

チングルマのほわほわが広がります。

これをみると山の秋の訪れを感じますね。

ちなみにチングルマは低木だそうですよ。

見た目は草っぽいですけどね。

少し歩いたここの景色が素晴らしい。

大汝峰もいこうかと思ったのですが、ガスで微妙そうだったのでパスしました。

血ノ池はそこまで深くなさそうな小さめの池。

なんで血ノ池という名称?

途中に分岐があり、私は真ん中を通る近道で。

千蛇ヶ池にはまだ雪が残っていました。

この温暖化の中で残っているのには驚き。

前はもっと残っていたのかもしれませんがねぇ。

近道も特段難しい場所はなく、徐々に室堂に向かって下がっていく感じ。

御池巡り終了です。

室堂~大倉山~大白川ダム駐車場

室堂は本当によく整備されています。

水は無料。

山頂近くで無料はありがたい。

裏手にトイレがあるのですが、ものすごいきれいです。

感動もの。

中はきれいで山のトイレ特有のツンとしたにおいもなく、木の香り。

今までいった山トイレの中で一番きれいです。

登山情報も大きく記載しており、色々と書かれていてわかりやすいです。

白山は開山1300年。

地味にこういうの欲しくなります。

売ってないですけどね。

しばらく休憩をとって下山を開始します。

あと、山にもっていくならフリント式のライターにしましょう。

山頂で休憩をとっているとライターがつかず、バーナーが点火できない人がいました。

困っていたようなので火をつけてあげましたが。

電子式だと標高が高いところにいくと着火できないことが多々あります。

気圧が低いと電子式だとかなりつきにくい。

さらに濡れるとつきにくくなります。

フリント式は火花で着けるので火花がちれば、だいたいバーナーに火がつきます。

つけやすさは電子式のほうがいいですが、そもそもつかない可能性は大なのでフリント式を持っていくことを強くおすすめ。

バーナーつかず、湯を沸かせられないとご飯食べられない可能性ありますからね。

帰りは同じルートなのでさくさく下山します。

たまに急で高度感のある場所有。

登山道にはけっこう花も咲いているので花を歩くことができます。

トリカブトは秋の花。

黄色い花はキリンソウ?

違ってたらすいません。

アザミも咲いていますが、トゲがあって近くを通る時は注意です。

なにやら天気はあやしく、たまにポツッと降ってきました。

本降りにはなりそうになさそうですが、足早に下山していきます。

そして登山口に到着です。

行きの時は気づきませんでしたが、登山道入り口に東屋がありました。

駐車場は混んではいましたが、まだ余力はありそうです。

白山レイクサイドロッジでは露天風呂に入ることができます。

早くに帰ってしまったため、利用していませんが、汗を流すにはちょうどよさそうです。

最後にコーヒータイム。

登山後のコーヒーはしみわたります。

登山装備

簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。

山の天候

・晴れのち曇り

・風はそよ風

・気温は行動すると汗をかくが山頂付近は休憩していると冷えてくる

着ていったウェア、靴

・メリノウールの半袖

・長袖シャツ

・ショート丈パンツ

・メリノウールタイツ

・メリノウールの靴下(中厚手)

・薄手グローブ

・トレランシューズ(ローカット)

ザックの中身

・化繊ベスト(中厚手)

・レインウェア

・トレッキングポール

・地図、コンパスセット

・ヘッドライト

・ツェルト

・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)

・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)

・予備バッテリー

・予備食

・飲料水1.5ℓ(ペットボトル3本)

・行動食(ナッツやチョコレートバー)

・食事類(おにぎり、菓子パン)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

遠景はみられませんでしたが、それでも翠ヶ池のコバルトブルーの美しさ、チングルマの群生は素晴らしいものでした。

白山は花の百名山ということもあるので花の時期の夏もいいかもしれません。

次回の時には白山の定番の写真ともいえる大汝峰からの景色も堪能したいところです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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