前回の北岳では天候に恵まれず、風雨の中のなかなか過酷な登山でした。
せっかく期待していた紅葉見られず、残念な気持ちでした。
今年は紅葉登山は見られずに終わりかと思っていました。
ある日、妻と子供で出かけるタイミングがあり、登山に行けることに。
11月の頭。
瑞牆山、金峰山あたりは紅葉してるのでは?
というわけで紅葉を期待して登ってきました。
ここの2山に登るのは実に8年ぶりで3回目。
気持ち新たに登りに行く気分でもありました。
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山の情報
山の説明
瑞牆山、金峰山は奥秩父に属する山々。
そして2山とも日本百名山の山でもあります。
アクセスもよく、割と登りやすいこともあり、多くのハイカーが年中訪れる山です。
登山口もいくつかありますが、2山を日帰りで登るとなると瑞牆山荘からの登山口が一般的かもしれません。
瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡須玉町)にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。日本百名山のひとつ。
Wikipedia
金峰山(きんぷさん/きんぽうざん)は、山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599 mの山である。別名「甲州御岳山」[2]。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、山梨百名山および甲府名山のひとつ。
Wikipedia
登った時期
登った時期は11月の頭。
前日は夜遅くまで雨が降っていたので金峰山の稜線付近では雪が積もってるかなと思ったら、積もってはおらず。
とはいえ、風は冷たくなって冬の装いを感じました。
登山ルート
登山ルートは瑞牆山荘から富士見小屋まで行き、後は富士見小屋からそれぞれの山にピストンするルート。
核心部は瑞牆山への激上り下り。
金峰山へ登った後は正直堪えます。
後は金峰山では大日岩分岐近くの道が水没していること。
前日が雨だったのもあるかと思いますが、ハイカットでも間違いなく水没するので少し道を外すことをおすすめ。
金峰山へのルート自体はだんだんと標高を上げていく感じなので登りやすいルートではあります。
後はこの2山は人気の山なので渋滞気味。
自分のペースではいけないところもあるので注意しましょう。
山行時間は休憩時間を含めて9時間程度となりました。
山行記録
瑞牆山荘~富士見小屋~大日岩~金峰山
瑞牆山荘の駐車場に着いたのは4時半頃。
前日が夜遅くまで雨ということもあったのか、思いのほか駐車場は空いていました。
1時間ほど仮眠をとってスタート。
登山道へのとっつきが暗いとちょっとわかりにくいので注意。
瑞牆山荘のすぐ近くと駐車場からもいけるようですね。
登り始めは緩やかに登り、林道を横切りながら富士見小屋に向かいます。
登りは当たりが暗かったので写真は撮らず、途中から。

途中にある展望場所。
瑞牆山は形がかっこいい・・・。
林道をまたぎながら、富士見小屋へ。

1時間もせず、富士見小屋に到着。
時間が早いので誰もいなくて静か。
金峰山へはここが分岐点。
ここから大日小屋までは緩やかに登ります。

特に危険個所もないですが、見どころも少なめ。

途中で鷹見岩への分岐がありますが、今回は時間の関係上パス。
展望はいいみたいなので時間がある人は立ち寄ってもいいかもしれません。

大日小屋へ到着。
小屋の中もみたかったですが、泊まってた方がおられたので外見のみ。
どんどんと先に進みます。

鎖場もでてきますが、恐怖感はありません。
ただ、雨で濡れていて滑りそうな感じもあるので注意は必要。


大日岩までつくと分岐地点。
金峰山へは基本的に緩やかに登っていくので体力的には楽。
距離は長めですけどね。
この分岐からほどなくが個人的に一番の難所。

水没地帯。
前日の雨の影響もあり、けっこうな深さ。
ハイカットでも間違いなく水没する深さです。
基本的には木の根や石の上、もしくは道を少し外れて巻いていくのが吉です。

急な箇所もありますが、長くはないです。
苔むした感じは奥秩父らしさも感じます。

稜線にでるとあたりはガス。
予報よりも天気は悪かった。
風もでてきてなかなかの寒さです。

鎖を持つ手もかじかみます。

風が強く、ガスが早い勢いで流れていくと時折雲海が。

瑞牆山が見えました。
岩が目立つのでとてもわかりやすい。

稜線は雪は積もっていませんでしたが、水たまりは凍っていました。
そんなこんなで歩くと山頂はもうすぐ。

遠くの山でも視認ができる五丈岩。
前は登ることができたような気もしますが、今は看板もあり、登ることは禁じられています。
五丈岩からすぐに山頂につきます。
金峰山~金峰山小屋~大日岩~富士見小屋
山頂でしばらく、写真撮影。

金峰山へのルートで一番簡単な大弛峠方面もガス。

どこから見てもわかりやすい富士山。

五丈岩は存在感がすごい。

八ヶ岳も天候は悪そうです。
この日は北アルプスはあまり天候がよくなかったようで雪がそこそこ積もったようですね。
風も強く、気温も低く寒くなってきたので下山します。
せっかくなので山頂から近い金峰山小屋に寄っていきます。
山頂に標識があるので間違えることはないはず。
しばらく、下ると金峰山小屋につきます。

15分くらいで小屋に到着。

岩の上に石が積んである・・・。
あれはわざわざ石を持って登って積んだのか?
変人がいるものです。

せっかくなので小屋の中をのぞいたら、バッジとステッカーを発見!!
これは購入せねばっ。
ということで購入。

バッジとステッカーが同じ柄で五丈岩をイメージしたものになっています。
せっかくなので置いてあったパンフにおいてあったスタンプを押していきます。
こういうのも記念になりますよねぇ。
小屋外にはベンチがあるので少し長めに休憩をとって小屋を後にします。
ここから元のルートに戻る道があるのでそこを通って下山します。

なかなか勇気のいる橋。
とはいっても橋は通らず、横を通っていく感じ。
道は少し上がったり、下がったりしながら分岐地点に戻ります。
ここから先は同じルートなので一気に大日岩までワープ。

大日岩も近づくと存在感が大きい。
ここから八丁平までいき、瑞牆山への分岐地点まで行くこともできます。
が、今回は富士見小屋まで下ります。
結局、けっこう標高を下げるのでたいして変わらない気もします。
下りも特に危険個所はありません。
濡れている時のスリップは他の山でも一緒です。

富士見小屋まであっという間。
せっかくなので小屋をみたら面白いものが売っていました。

御山印というもので各地の山で登頂証みたいなもので御朱印みたいです。
御山印帳もありましたが、手持ちがなく買えず・・・。
お金もっと持ってくればよかった。
こういうのを目的として登山するのも面白いですね。
詳しくは『御山印』で検索すればでてきます。
富士見小屋~瑞牆山
富士見小屋で瑞牆山の御山印を購入してしまったため、登らないわけにはいきません。
登らずして手に入れるのは個人的に反しているので意地でも登ります。
富士見小屋から今度は瑞牆山方面に向かいます。
沢にでるまではアップダウンを繰り返しながら、進みます。

木々の間からは瑞牆山も。

近いですが、一気に標高を上げるのでこの後苦労します。

沢を渡ると広く平らな場所があり、休憩に適した場所。
瑞牆山は登山口も多く、時間もそこまでかからずに登れることから多くのハイカーが登っていました。
どこかの高校の団体もちょうど下山してくるタイミングでした。


前述の通り、瑞牆山へは一気に標高をあげるため、けっこうなしんどさ。
金峰山に登っていたこともあってペースが上がらない。

大きい岩がごろごろとしており、登る場所を間違えると行き詰るかも。
基本はテープやペンキがあるのでそれをみながら、後は自分で登れそうならそちらを登っていいかもしれません。

瑞牆山は青空が広がっています。

ある程度登りきって、はしごがみえてきたら山頂は近いです。

山頂到着です。
これで御山印での目的達成です。
瑞牆山は天候にも恵まれていい天気。
朝はガスで微妙だった金峰山も山頂がお目見えです。
やはり、タイミングですね。
前にも来ましたが、ここは『黄葉』がきれいです。
瑞牆山は自然公園から望むと黄葉バックの瑞牆山を望むこともできるのでおすすめです。

山頂お団子も頂きます!!
瑞牆山~富士見小屋~瑞牆山荘
ゆっくりしたいところですが、子供とお風呂に入るミッションが控えているので早々に下山します。
下りはピストンですが、急な下りとなるので注意が必要です。
また、この時期はやはり人が多い。
登る人も多く、下る人もも多いので渋滞発生しやすい。
自分のペースではいけないので時間は多めに見とくのがおすすめです。
とはいっても自分は1人で早いほうなので余裕があれば抜かせて頂きます。

沢近くの大岩まで戻ってきました。
ここからの微妙な登り返しが面倒・・・。

あと少し。
富士見小屋まで戻ってきました。
少し休憩をはさんでどんどん下山していきます。
ちなみに富士見小屋近くに水場があります。
水量も豊富なのでテント泊する方や日帰りの方もここで水を取ることができます。
この時は富士見小屋から下が紅葉が見頃。
ここしばらく、紅葉をみていなかったのでついつい足を止めて見入ってしまいます。

また、くるよ!!

黄色一色に木漏れ日。
とても気持ちのいい道。

途中、落ちている石をみたらなにやら結晶みたいのが。
こういうのは初めてみました。
なんの結晶でしょうか。

本当に気持ちのいい道を歩くことができました。

朝はわかりにくかったですが、瑞牆山荘近くに登山口の看板あります。

トイレも完備されていて中もきれいです。
トイレの利用は100円なのはお忘れなく。

駐車場について無事に下山。
思っていたよりも空きがあります。
この日はあまり天気がよくない予報だったので来なかった方もいたかもしれません。
まあ、おかげで余裕で駐車できたのでラッキーでした。
登山装備
簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。
・金峰山方面はガス、瑞牆山では晴れ
・風は稜線に出る金峰山では強めの風
・気温は金峰山山頂付近は体感で風もあり5℃以下(指がかじかむ)
・厚手メリノウール長袖シャツ
・薄手化繊ジャケット(樹林帯はベースレイヤーのみ)
・厚手ロングパンツ
・厚手メリノウールタイツ
・メリノウールの靴下(中厚手)
・フリースグローブ
・アプローチシューズ(ローカット)
・レインウェア
・化繊ウェア(中厚手化繊ジャケット)
・薄手メリノウールビーニー
・薄手メリノウールネックウォーマー
・トレッキングポール
・チェーンスパイク
・地図、コンパスセット
・ヘッドライト
・ツェルト
・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)
・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)
・予備バッテリー
・飲料水1ℓ(ペットボトル2本)
・行動食(ナッツやシリアルバー)
・食事類(おにぎり)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
瑞牆山、金峰山は登りやすくていいですね。
特に紅葉の時期は景色が映えます。
単品日帰りでも2山日帰りも十分にできる。
富士見小屋でテントや小屋泊も余裕があったらしてみたい。
富士見小屋のテント泊は気持ちよさそうです。
今年の紅葉は見れないかと思っていましたが、思いがけないチャンスで見ることができて満足。
来年は瑞牆山を周回で紅葉を楽しむのも面白そうです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。




















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