PR
スポンサーリンク
スポンサーリンク

モンチュラ バーティゴパンツのレビュー【MONTURA VERTIGO PANTS】

スポンサーリンク

登山メーカーのモンチュラ。

私のイメージは山岳ガイドの方が使っているイメージが強いです。

後はクライマーの方も多そうです。

エルゴノミックデザインを採用して体の動きを妨げないようにピタッと体にフィットするデザインが多いので動きやすさは抜群です。

その代わりに体形を気にされる方はもろにラインがでるので注意が必要かもしれません。

今回はその中でモンチュラの厳冬期登山、アイスクライミング向けの定番パンツ、バーティゴパンツを紹介します。

厳冬期登山、アイスクライミング向けのパンツではありますが、2000m級の雪山でもスペックオーバーな感じはせず、使い勝手は抜群です。

特徴・使用感・サイズ感・レイヤリング

バーティゴパンツの特徴はとにかく冬用パンツとは思えないほど、動きやすいです。

エルゴノミックデザインをの採用、見た目のごつさとは違い、生地もやわらかくよく伸びます。

冬用パンツにある生地が固めで厚く、もさぼったい感じもなく、体にフィットしてシュッした感じで見た目も悪くありません。

テーパードになっているので足元もアイゼンを引っ掛けにくく、足さばきもいいです。

生地の内側はフリースになっており、保温性もあってあたたか。

内側はフリース素材であたたか

防風性もあるので風が吹いても寒さは感じません。

晩秋、早春ならタイツなしでちょうどいいかも。

ただし、使う期間は晩秋~早春まで言った感じ。

他の期間では暑くなりすぎるかもしれません。

撥水性もあるので足が雪に埋もれてもすぐにはしみ込んできません。

ただ、撥水性に関しては過信しすぎるは禁物と思っています。

服に付着した雪が体温で溶けてしみ込んでくる可能性はあります。

今まで使用した中で雪で埋もれてもしみ込んでくることはないですが、私が使用している場面が2000m級の山なので3000m級の厳冬期登山までいくと状況は変わってくる可能性は大いにあります。

撥水は防水でないのでちゃんと防水パンツはもっていきましょう。

生地の表面で膝部分と足の内側が補強されており、アイゼンを引っ掛けても破れにくくなっています。

膝はケプラーという素材で補強されています
脚の内側もアイゼンが引っ掛かっても破れにくいように補強

ただし、他の部分は引っ掛けると穴がすぐ開きます。

私もチェーンスパイクを引っ掛けて破ってしまいました。

引っかけて穴があいたので補修した箇所

裾部分は簡易ゲイターとなっており、ジッパーを開けると裾が広がります。

個人的にはこれが便利で、今まではゲイターをつけていましたが、簡易ゲイターがあるおかげでゲイターをつけなくなり、着ける手間もなくなりました。

裾はゴムになっているのでよく伸びて靴にフィットします

簡易ゲイターとはいえ、靴との隙間は裾のゴムでしっかりと埋めてくれるので雪に足を突っ込んでも雪が靴の中に侵入することは今までないので安心して使っています。

このパンツの腰部分はゴムでウエストを決めるようになっています。

ゴムタイプはベルトタイプと比べて動きを邪魔しにくいです。

冬山は雪があるため、普段よりも動きが大きくなるのでゴムのほうが相性はいいです。

ただし、ベルトのように細かい調整ができないのでサイズが合わないとゆるかったり、きつかったり。

サイズ選びは慎重に。

ちなみにモンチュラは日本人に合わせてか丈長さが短いバージョンがあります。

私も脚は短いので海外の丈長い問題が解決されるのでうれしいです。

最後にお値段は正直高いです。

冬用パンツは元から高めですが、それよりも高いのでお財布とのご相談は忘れずに

モンチュラ バーティゴパンツ いいところ・わるいところ早見表

いいところ

・生地がよく伸びるので動きやすい

・内側がフリース素材なのであたたか

・膝、脚の内側は補強されているのでアイゼンを引っ掛けても破けにくい

・ウエストがゴムなので動きやすい

・簡易ゲイター付きでゲイターを使わなくてもよくなる

・丈が短いバージョンもある

わるいところ

・晩秋~早春以外では暑くなる

・撥水性は期待しすぎない

・補強されていない部分はアイゼンを引っ掛けると破れやすい

・ウエストはゴムなのでサイズ選びがしっかりしないと緩かったり、きつかったりする可能性有

・お値段は高い

サイズ感・レイヤリング

私の身長168cm、体重57kgでXSサイズでマイナス7cmタイプを着用しています。

モンチュラのパンツは丈が短いタイプがあるので脚が短い人には優しい仕様になっています。

おかげで丈はちょうどいいぐらいになっています。

ウエストはゴムですが、きつすぎず、ゆるすぎずでちょうどいいです。

レイヤリングとしては晩秋、早春はこのパンツ1枚でちょうどいいです。

内側がフリース素材なのでタイツを着るとむしろ暑くなりすぎます。

冬山時はプラスでウールタイツを着用でちょうどいいです。

パンツは防水ではなく撥水なのでレインパンツは持っていきます。

私のレイヤリングは2000m級まで装備のため、それ以上の3000m級厳冬期登山には合わないのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冬山のレイヤリングは難しいです。

特に脱ぎ着がなかなかできないボトムスは選び方が難しい。

今まで私もいくつか試した結果でこの装備に行きつきました。

この装備が他の方には最適とは言い難いですが、参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました