登山をしているとついて回ってくるのが日焼け。
山はどうしても日焼けしがちです。
天気がいい日を狙っていくので基本日差しは避けられない。
私は日差しには弱いほうでガンガンにあたると肌がすぐに赤くなり、痛くなってきます。
痛くならないなら黒くなろうとそこまで関係ないですが、痛いのでは話は別です。
対策しないと痛いし、登山中のパフォーマンスにもつながります。
なので登山をする時は毎回それなりに日焼け対策を行っています。
今回は私が行っている登山における日焼け対策をご紹介します。
ガッチリガードではなく、ほどほど対策なのはご承知ください。
山の紫外線は強いです
山の紫外線は平地と比べると強いです。
紫外線には種類があり、その内地上に届くのがUB-AとUB-Bの2種類。
UB-Aは標高で紫外線量は変わりませんが、UB-Bは1000m上がるごとにおよそ10%紫外線量があがるそうです。
そして肌を赤くするのがUB-B。
なので必然的に山ではUB-Bの紫外線を浴びやすくなります。
季節によっても紫外線量が変わります。
3月頃から急激に上がり、5月~7月が紫外線のピークとなるそうです。
もろに登山する適期にかぶります。
ちなみに時間帯では10時~14時がもっとも強くなるそう。
ここも山頂についている時間帯とかぶるので必然的に紫外線を浴びる傾向にあります。
ちなみに雪のある冬でも油断はできません。
雪が日差しを反射する紫外線量は80%ほどになるそう。
目から入る紫外線でもシミにつながるそうですし、長時間浴びるといわゆる雪目になり、目が痛い、眩しいなどの症状がでてきます。
山においては年中、紫外線に悩まされるといってもいいでしょう。
日焼けすることによる悪影響
日焼けは体に悪影響を及ぼします。
肌のシミや老化の原因になることはよく知られています。
見た目が老けて見えるのはあまりよろしくはないですね。
登山パフォーマンスにも影響します。
日焼けをして痛くなると登山最中では気になって仕方ありません。
さらに日焼けをすると疲れが増します。
肌にダメージがあると肌を治そうとエネルギーを使ってしまうそうです。
これは私も体感しているので日焼けは間違いなく体力を消耗します。
上記に記載した雪目も視力に影響するので最悪行動不能に陥る可能性も否定できません。
紫外線による登山での影響はかなり大きいとみていいでしょう。
登山における日焼け対策
登山において日焼け対策は大切です。
とはいっても私の性格上きっちりとはやっていません。
きっちりとやるとどうしてもその後が億劫になります。
なので緩めで自分が億劫にならない程度にやっています。
日焼け止めを塗る
定番ですが、やはり、肌を隠せないところは日焼け止め。
これに限ります。
日焼け止めもアウトドア用や登山で使用率が高いとの噂の金のアネッサなど色々とあります。
ただし、アウトドア用や金のアネッサなどのハイスペック日焼け止めは2000円オーバーとお高め。
なので私はそこまで高くなく、ドラッグストアで買えるお求めやすい日焼け止めを使用しています。
使用しているのはビオレアクアリッチ。
私はビオレ派です。
アネッサはつけた感じが肌に合わなかったのもあります。
つけた感じのべたつきはなく、肌も明るく見えるのでおっさんでも少し見栄えはよくなるかもしれません。
ここ数年はずっと同じものを使用していますが、日焼け効果は肌も赤くならず、痛くもなりません。
登山している割には肌が黒くないと言われるので効果はあると言っていいでしょう。
日焼け止めのポイントとしては、
・登山前に塗る
・山頂や山小屋での長い休憩時に塗りなおす
・ケチらずに肌が見えるところはしっかりと塗る
この3つは押さえておくと日焼け止めの効果は高くなります。
ちなみに鼻と耳は特に念入りに塗ったほうがいいです。
特に鼻は帽子をかぶっても出っ張っているので日に当たりやすく、日焼けしやすいです。
鼻の頭だけ赤くなることはあるあるなのは私だけでしょうか?
帽子をかぶる
帽子も日焼け防止には効果が高いです。
頭は常に日が当たる場所。
帽子をかぶらないと直接日差しが降り注ぐことになるので日焼けしやすくなります。
帽子をしないと髪がパサパサになるので日差しによるダメージはかなり大きいことは間違いなさそうです。
日差しをしっかりと遮るのであれば、ハットタイプがやはりおすすめです。
全周にツバがあるので頭周りに影ができてキャップタイプよりも涼しさを感じます。
ただし、ハットタイプはなんとなくですが、視界を遮られる感じがするので個人的には使用していません。
キャップタイプでも布で覆われているので頭を守れますし、前側のみですが、ツバもあるので前面部は影ができて日差しから守られます。
私は薄手の山キャスケットを愛用しています。
長袖を着る
こちらも定番の対策方法。
長袖を着て腕を日差しから守ります。
長袖は日差しだけでなく、虫さされ防止、草木や岩から肌を守る効果もあるので着ていて損はありません。
私はベースレイヤー半袖の上に長袖シャツを着るスタイルを好んでいます。
愛用は山と道のバンブーシャツ。
薄手すぎず、生地にほどよい固さがあるので耐久性も高いのがいいところ。
他にはフォックスファイヤーの極薄フーディ。
スコーロンの素材で虫を防虫してくれるのですが、それよりもいいのが極薄のフルジップフーディという点。
極薄のフルジップフーディは他のアウトドアメーカーでは見かけたことがありません。
登山でも使い勝手はいいですが、普段着としても夏に着ても暑くなく、着回しができて使いやすいです。
他にもベースレイヤーを長袖にしたり、アームカバーをするなどして対策方法は色々とあります。
自分の好みで長袖を選びましょう。
サングラスをかける
目が紫外線を浴びると当然目にもダメージを与えます。
上記で記載した雪目もそうですが、目が痛くなったり、乾いたりと影響は大きいです。
それに加え、目に入る紫外線には肌にも影響を及ぼし、シミの原因になるそうです。
眩しさの軽減になり、視界の確保もしやすいのでサングラスはしたほうがいいです。
サングラスの選び方としてはしっかりとUV効果があり、動いてもずれないもの。
レンズの色は幅広く対応できるグレーかブラウンの色がおすすめできます。
サングラスは自分の顔に合う合わないもあるので試着しましょう。
自分に合わないサングラスだと正直見た目も残念な結果に。
ずれないという点だけでみれば、ランニングなどの運動に使うスポーツタイプのものがよいでしょう。
私はスポーツタイプのサングラスは似合わないのでいたって普通のサングラスをしています。
もちろんUVカットはしっかりしているものです。
顔の形状にフィットしていれば、登山ぐらいの運動であれば、普通のサングラスでもずれ落ちる心配はありません。
グローブをする
手の甲も日焼けをしやすい場所です。
日焼け止めもしますが、グローブをすればより効果は高まります。
私は岩場などを素手で登って手をケガするのが嫌なので基本グローブを着用しています。
愛用しているのは3枚セットの作業用手袋。
手のひら部分がゴムになっており、岩や鎖をつかんでもまず滑りません。
グローブはすぐにダメになるので安いもので十分です。
フードをかぶる、もしくは襟を立てる
うなじ部分は日差しが当たりやすく、日焼けすると特に疲れが出やすい箇所だと感じています。
帽子の形状がハットなら日差しは当たりにくいですが、キャップ形状だと守ることはできていません。
日焼け止めを塗るのはもちろんですが、帽子の形状がキャップの場合にはシャツに襟を立てたり、フーディならフードを帽子の上からかぶります。
登山シャツの場合は想定されているのか襟が高いモデルのが多いので首回りを守ることができます。
フードなら首だけでなく、耳も守れるので日焼け防止の範囲が広がります。
見た目はちょっと怪しい人かもですが、登山ならそこまで怪しまれないはず。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
登山での日焼け対策は行動中のパフォーマンスにも影響を及ぼすので必須といっていいです。
お肌のトラブルの元にもなりますしね。
特にお肌が私のように強くない方はなるべく対策していったほうがトラブルなく登山できます。
登山をしていても肌が黒くないおかげで登山しているように見せないのも面白いかも?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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