5月の連休が終わってからしばらくの間、家の用事プラス土日の天気が雨という日が続き、なかなか山に行くタイミングがありませんでした。
6月の最初の土曜日は梅雨前で天候に恵まれて用事もなし。
このチャンスを逃すと梅雨入ってしまうということもあり、行ってきました。
御坂山地はアクセスもよく、登りやすい山が多いので初心者にもおすすめできます。
山の情報
山の説明
黒岳、釈迦ヶ岳は御坂山地の山になります。
黒岳は御坂山地の最高峰。
釈迦ヶ岳は展望が素晴らしい山で南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山々を望むことができます。
御坂山地(みさかさんち)は山梨県南部、甲府盆地と富士山北麓及び桂川(相模川)流域との間に東西に延びる山地。東から高川山(976m)、三つ峠(1,785m)、御坂山(1,596m)、黒岳(1,793m)、節刀ヶ岳(1,736m)等の山が有る。
Wikipedia
登った時期
登った時期は梅雨前の6月初旬。
山頂近く以外は基本は森の中なので日差しが遮られて暑くなりすぎないのがいいですね。
気温も夏前で暑すぎないので登るにはちょうどいいです。
登山ルート
駐車場から新道峠~黒岳区間は基本なだらかに登りながら標高を上げていきます。
とはいっても、駐車場の標高が高いのでたいへんではありません。
このルートの核心部は釈迦ヶ岳山頂近くの急登。
高度感はありますので下り時の時は注意が少し必要。
とはいってもロープがあるので慎重にいけば、問題はありません。
道自体も看板にテープやペンキもあるので確認していけば、大丈夫です。
山行時間は休憩を含めて4時間程度となりました。
スクーターでの道レベル
全区間舗装路なので問題なし。
すずらん群生地の駐車場は基本はすずらんを見る方のみなので登山者は登山者用の駐車場に停めたほうがいいです。
ちなみにすずらん群生地の駐車場はオープンが8時半から。
早すぎると空いていません。
また、バイクやスクーターで駐車場に行くときは駐車場入ってすぐの駐車場所で駐車したほうがいいです。
駐車場所は上のほうにもありますが、急な登りな上、道が石畳でスクーターで走行したら怖い。

上の駐車場も地面があまり良さそうではないので入ったところの駐車場所に停めるほうが安全です。
また、富士山周辺ということもあって朝は寒い。
特に朝霧高原を走行しているとかなり寒いのでバイク、スクーターで朝に走行する人は防寒対策を忘れずにしましょう。
山行記録
すずらん群生地駐車場~FUJIYAMAツインテラス~黒岳

上記で書いていますが、上の駐車場はバイク、スクーターでは走行と駐車が難儀なので入り口近くに駐車して出発です。

石畳を歩いていくと上のほうも駐車スペースはあります。

駐車スペースから新道峠に向かうことが可能。

駐車スペースからの道は踏み跡はありますが、うすい部分もあるので若干わかりにくい。
わからなかったら上に林道が通っているのでいっそのこと登って林道にでちゃってもいいです。

どうせ林道に合流します。

ここから30分ほどは林道歩き。

途中に分岐がありますが、新道峠方面はゲートのほうを通っていきます。
看板で歩きの方はゲートの横を通過してくださいとあるので通行可能。

ツインテラス入り口。
ここには一般車は入れませんが、バスが運行されているようです。
ベンチやトイレが設置されているので休憩にはちょうどいい場所。
ちなみに写真を撮り忘れていましたが、林道の道中ですずらん峠への登山口があります。

新しい登山マップも設置されていてわかりやすい。
ツインテラスは観光地なのでよく整備されています。
新しくできたのもあってとてもきれい。

ツインテラスは名の通り、2つのテラスがあります。
最初はセカンドテラスのほう。

これはいい眺め。
眼下には河口湖があり、夜景が素晴らしそうです。
ツインテラスは常に解放されているのでいつでも入れます。

舗装路を少し進むと、

ファーストテラスに到着です。
景色はセカンドテラスとそんなに差はありませんが、ファーストテラスには映えベンチがあります。

朝早い時間なので1人で独占。
40のおっさんがやっても何も映えませんね。

このツインテラスは登山道のポイントの1つとなっています。
なのでそのまま黒岳方面に。

途中の展望ポイントではつつじが見頃で富士山とのコラボを見ることが可能。
ツインテラスよりもこちらのほうが個人としては好み。
花の時期に来るのはありですね。

黒岳までは基本的になだらかな登り。
多少は登らせてくれるところもありますが、危険度は低いです。

破風山は特に展望のない山。
通過点です。

しばらく歩くとすずらん峠。
新道峠を経由しないで直接すずらん峠に行く登り口もありますが、景色をみるなら新道峠からがおすすめ。

すずらん峠を過ぎると多少登られてくれますが、余裕です。


黒岳に到着。
ついでに三角点にタッチです。
黒岳自体も展望はないので山頂自体は休憩ポイントって感じです。
黒岳~日向坂峠~釈迦ヶ岳
黒岳から少し外れたところに展望ポイントがあります。

展望ポイントからは富士山と、

南アルプスを見ることができます。
展望ポイントはそこそこの広さがあるのでここで景色を楽しみながら休憩することができます。


黒岳山頂に戻り、日向坂峠方面に向かいます。
日向坂峠で『どんべい峠』。
絶対に初見じゃ読めない。
某アイドルグループの読み方でしか思いつかない。
ちなみに山頂近くには潰れた小屋のようなものも。
前は休憩小屋として使っていたのでしょうか?

日向坂峠まではなだらかに下ったり、少しだけ登りがあったり。

途中に分岐があって、ここから下ることも可能。

日向坂峠に到着。
日向坂峠は林道が走っており、ここに車を駐車している方もいました。

しばらくの間は緩やかな登りが続きます。
木漏れ日が差し込むいい雰囲気です。

デカコブ。


府駒山は木々に覆われてただの通過点という感じです。
三角点だけタッチ。

この時期はツツジが各所で見られるので癒しになります。
山頂が近くなってくると登りがきつくなります。

急ではありますが、山登りに慣れた人なら大丈夫でしょう。
ロープもありますが、使わなくても岩をつかんで登ったほうが安定します。
そうこうしていると、空が見えてきて山頂が。

山頂にはお地蔵様。

山梨百名山の山頂羅針盤。
これって羅針盤っていうので合ってますかね?

山頂に到着。
梅雨前の晴れということもあり、山頂には人がちらほらと。
釈迦ヶ岳~すずらん群生地駐車場
釈迦ヶ岳山頂は展望が抜群。

南アルプス。

瑞牆山、金峰山。

八ヶ岳。

富士山ももちろんです。
しばらくは休憩していましたが、だいぶ人が増えてきたので下山へ。

下りは高度感があるので慎重に。

府駒山を過ぎてしばらく歩くと分岐に差し掛かります。
下山はすずらん群生地方向へ。

下りも緩やかなので簡単。
やはり、元の標高が高いと戻るのも楽です。

あっという間に釈迦ヶ岳登山口まで。

登山口まで降りると林道になりますが、すずらん群生地の入り口が視認できます。

帰ってきました。
下山が早すぎてお店もオープンしていません。
開店準備はしてましたけどねぇ。

すずらん群生地の駐車場は広々。
ただし、すずらんを見る方用の駐車場なので登山者は下の駐車場に停めましょう。
ついでにすずらんが咲いているかみてきます。

見る限りでは咲いていなさそう。
すべてを回っていないので一概には言えないですが、時期はもう過ぎてしまったようです。
すずらん群生地からそのまま登山者用の駐車場に抜けていきます。

帰ってきたら登山者用の駐車場は満車状態。
下も上も車ではおけるスペースはありそうにありませんでした。
御坂山地は登りやすくてアクセスもいいので人気エリアですね。
確実に停めたい方は朝早くくるか、バイク、スクーターできて小ささは利用してねじ込むかですね。
登山装備
簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。
・曇り時々晴れ
・風は無風
・気温は行動すると汗ばむ陽気
・薄手長袖シャツ
・半袖メリノウールベースレイヤー
・薄手ロングパンツ
・メリノウールの靴下(薄手)
・薄手グローブ
・夏用帽子
・トレランシューズ
・レインウェア
・化繊ウェア(中厚手ベスト)
・トレッキングポール
・地図、コンパスセット
・ヘッドライト
・ツェルト
・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)
・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)
・予備バッテリー
・飲料水1.5ℓ(ペットボトル3本)
・行動食兼食事(菓子パン、バータイプのお菓子)
スクーターで立ち寄り
下山が早かったので立ち寄りたかった場所へ立ち寄り。
以前にゆるキャン△聖地巡りで身延周辺でスタンプラリーをしにツーリングに行きました。
ただ、時間の都合上で富士吉田周辺に行くことはできていませんでした。
身延から少し距離もあったもので。
今回の登山で黒岳、釈迦ヶ岳を選定した理由は時間があったら寄れるのではと考えたから。
目論見通り、早めに下山できたので目的のゆるキャン△スタンプラリーポイントに行くことへ。
スタンプラリーポイントは道の駅富士吉田と隣接する施設の富士山レーダードーム館。

道の駅のほうは土産売り場にスタンプポイントとステッカーが販売。


レーダードーム館のほうは入り口近くの土産売り場にスタンプポイントとステッカーが販売されています。
ちなみに道の駅富士吉田はモンベルも併設されています。

なんとも購買意欲をかきたてられますね。
店舗の中は広々としていて自転車やカヌーなどのギアも販売。
富士吉田限定のTシャツやボトルが販売されているのでお土産にはいいかも?


これにて少し離れたエリアである富士吉田のスタンプをゲットです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
御坂山地、いいですね。
スクーターでも静岡であれば、登山口まで行きやすく、登るのもそこまでたいへんではない。
富士五湖周辺ということもあり、色々と立ち寄れるところも多いのでスクーターで登山口まで行くスタイルに合っています。
次は暑さが落ち着く秋口あたりに行こうかと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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