登山ではかかせないベースレイヤー。
ベースレイヤーの素材でも化繊素材とウールがあります。
その中でメリノウールのベースレイヤーで私がお気に入りで使用しているのがティートンブロスのAxio Lite Tee。

今まで私が使ってきたベースレイヤーの中で使い勝手がとてもいいので積雪期以外はほぼこれ一択です。
特徴・使用感・サイズ感

Axioというティートンブロス特有の素材を使ったベースレイヤーになります。
素材はメリノウール100%ではなく、ポリエステルも含まれており、このおかげでウール100%に比べると速乾性が高いそうです。
詳しいことはティートンブロスさんのHPに記載されています。
2年ほど使用してその使用感からいいますととてもいいです。
私はメリノを着るとどうしても行動直後のチクチクが気になっていました。
しばらくすれば気にならなくなるのですが、痒くなるのが気になったため、このベースレイヤー以前は化繊素材のものを使用していました。
たまたま、セールでお安く売っていたのでもう一度と試しに着用してみようと購入したのがきっかけでしたが、とてもいい買い物ができました。
まずはメリノウールのチクチク感がないのが素晴らしいところ。
これは人の肌感もあるので絶対とは言えませんが。
また、メリノウール特有のふんわりとした着心地も気持ちがいいです。

首回りは擦れ防止のためか、補強がされて細かい配慮がされています。

メリノ素材のため、防臭効果も高く、丸一日着ていても私のおっさん臭はしてきません。
化繊素材だと自分でかいでもにおいますからね。
効果は抜群。

生地は明かりが透けて見えるほど薄いです。
そのおかげで暑いときでもある程度までは対応できます。
真夏の低山でもいけますが、さすがに暑く感じ、乾きが間に合わないのでその時は薄手の化繊素材のほうが分があります。
逆に寒さがある高山ではメリノのほうが暖かさがあり有利です。
そこはやはり使い分けが大事です。
結構な頻度で使用しており、洗濯もそのたびにしていますが、毛玉や糸のほつれ等のダメージは今のところありません。
私はシャツを上に羽織るため、ダメージは少なめかもしれませんが、長く使用できるのはありがたいです。
サイズ感としては私の身長168cm、体重57kgでSサイズを着用しています。
丈サイズはちょうどよいサイズです。
パタゴニアのキャプリーンシリーズのようにピタッとした着心地ではなく、Tシャツを着る感覚。
使用するタイミングは春、秋の低山、高山、夏の高山といった具合。
真夏低山、積雪があるところ以外は使用しています。
とてもいいウェアですが、お値段はベースレイヤーの中でも高めの設定です。
ここだけは自分のお財布と相談してください。
ロングスリーブも個人的にはほしいのですが、さらにお値段が…。

また、生地が薄いため、1枚で着ると乳首問題が発生するので気になる方はご用心を。
まとめ
私のメリノのチクチクを解消してくれたAxio Lite Tee。
価格は高いですが、それに見合う価値はあると思います。
メリノのベースレイヤーをお探し方は候補にして頂けるとうれしいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

コメント