登山三種の神器は登山靴、レインウェア、ザック。
この3つの他に非常に重要なギアとしてヘッドライトがあげられます。
がっつりと登山をする上では必要になってきます。
今回はヘッドライトの必要性、選ぶポイント、おすすめできるヘッドライトについて紹介します。
ヘッドライトの必要性
ヘッドライトは日帰り登山でも持っていくのが基本だと個人的には思っています。
山の中に明かりはありません。
木が少ない場所ならまだ月明りを期待できますが、木々の中では闇です。
日が落ちる時間に下山が間に合わなかった場合に、明かりを持っていないと行動不能に陥ります。
スマホでも明かりをつけることはできますが、いざという時にバッテリーを消耗して助けを呼べなくなるのと手で持つと片方の手が使えなくなるので転倒リスクが上がるのでおすすめできません。
次に登山は基本早出になります。
工程時間が長い場合は日が上がる前に行動することもざらです。
そういう時にヘッドライトを持っていないと早く行動ができないので登りたい山に登れない可能性もでてくるため、必須と言えるでしょう。
選ぶポイント
必要性を説明したところで次に選ぶポイントを紹介します。
充電式+電池も使えるもの
最近のヘッドライトは充電式が主流です。
電池式もありますが、電池は使い捨てですので経済的ですし、光量も充電式より低いことが多いので充電式をおすすめします。
また、万が一ヘッドライトの充電がない場合でも電池で明かりをつけられるものが安心感があります。
この時に予備の電池に持っていくもの忘れずに。
防水性があるもの
登山では不測の雨がつきものです。
ヘッドライト自体に防水性がないと故障トラブルの原因になりますので防水性のあるものを。
登山用品店ならほぼ防水性のあるものしか置いてませんが、ネットやスポーツ用品店で購入を検討される方は注意して購入してください。
小さすぎず、ごつすぎず
ライトが小さいものは基本的に軽量目的であることが多く、光量が少なかったり、バッテリーが長持ちしなかったりします。
またバンドが細くものも多く、歩いて行動する登山ではずれてくる可能性もありますので基本的には緊急時用と考えたほうがいいです。
逆に大きいものは3本締めな場合が多く、しっかりと固定でき、光量、バッテリーともに不足はありませんが、大きさがあり、けっこう嵩張ります。
頭への取り付けも面倒なので夜間に行動する時間が長い方や、トレランで広範囲を照らしたい人向けという感じです。
基本はバッテリー一体型、ずれにくい太いバンドのものをおすすめします。
おすすめのヘッドライト
ここからは私が使っているヘッドライトとおすすめできるヘッドライトを紹介します。
レッドレンザーMH5
現在私が使用しているヘッドライトです。
充電式で単三電池1本でも使用可。
ハイパワーモードで4h、ローモードで35hが使用可能(説明書スペック)
レンズのダイヤルを回すと無段階で広範囲からスポット照射に切り替えられます。
実際に夜間の山で撮った写真(画像がぶれててスイマセン)
レッドレンザーのライトは円の範囲内がくっきりと見える印象。
夜間に行動して不足は感じません。
このライトのいいところはヘッドライトとバンドが分離できるところ。
分離したヘッドライトはクリップがついていてザックに取り付けたり、自分はテントの天井にクリップを引っ掛けてライトにしたりしてます。
また、バンドだけになるので自分は洗濯ネットに入れて洗濯しちゃってます。
汗がバンドにしみ込むので臭いや汚れを落とせるのは衛生的で私個人としてうれしいです。
2年ほど使っていますが、洗っているせいかベンドのヨレもなくて長持ち。
私はヘッドライトだけでテントの明かりも補っていますが、充電池が共用できるランタンもあるのでテント泊の時にはどちらかがバッテリ切れでも使い回しできるのもいい点
ブラックダイヤモンド ストーム450
こちらは電池式ですが、別売りバッテリーもあるので充電式にも変更可です。
前からある定番のライトの1つで防塵防水レベルが高いハードに使えます。
ワイドモードの照射範囲も広いので広く見渡したい方にはおすすめできるライトです。
まとめ
ヘッドランプは登山では必需品。
ないと早朝行動ができない、日が落ちた場合の行動が不能になるのでしっかりとしたライトを選びましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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