PR
スポンサーリンク
スポンサーリンク

テント泊山行記録~北岳・間ノ岳~

スポンサーリンク

子供ができるとなかなか宿泊登山はできません。

まあ、親なのでそこは当たり前な部分もあります。

ですが、子供も少し大きくなり、家のことにも余裕ができました。

およそ3年ぶりにテント泊登山ができることに。

登山を計画したのは南アルプスの北岳・間ノ岳・農鳥岳の白根三山。

結果からいうと農鳥岳は行かずに広河原に戻り、下山しました。

自分の登山力の低下、計画の甘さが目立つことに。

登山道は季節、年月で状況が変化します。

あくまで参考程度にしてください。

冬の時期は道路が凍結することもあるので道路状況の確認はお願いします。

山の情報

山の説明

白峰三山(しらねさんざん)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)にある北岳間ノ岳農鳥岳三山の総称。

Wikipedia

ちなみに白根三山、白峰三山どちらでも漢字の書き方はいいそうです。

登山時期

登った時期は8月のお盆休み。

夏山のため、気温は高温。

標高を上げても日なたでは暑さを感じます。

登山ルート

一般ルートなので特に難しいところはないかと思います。

草すべりを下山時はザレて滑りやすい部分もあるのでそこが注意ポイントぐらい。

山行時間は休憩込みで、

広河原~北岳山荘(八本歯のコル経由)・・・6時間

北岳山荘~間ノ岳(荷物はデポ)・・・往復2時間

北岳山荘~広河原(草すべり経由)・・・6時間

山行記録

1日目

広河原~白根御池小屋

登る時の天気は上々。

ただし、6時半時点で気温は高いです。

夏ということもあるのか、昨今の温暖化の影響なのか。

広河原から~白根御池小屋までの登り写真はすっかり取り忘れていました。

写真をみたい方はこちらをご覧ください。

今回はテント装備ということもあり、正直登りはしんどかったです。

汗はダラダラ、息も上がります。

ベンチのある休憩ポイントはほぼ日なたなので暑い時期は休憩には不向き。

ちょっと移動して日影に入ったほうが休憩しやすいです。

毎回着て思うのは御池小屋はオアシス。

冷たい水は無料、ベンチも多くあるので休憩にはもってこいです。

白根御池小屋~八本歯のコル

ここから草すべりか八本歯のコルかでルートが分かれます。

正直、どっちも登りはきついですが、個人的に好きなほうは八本歯のコルからの登りです。

草すべりは稜線にでるまで草木に覆われて風が通りにくく暑さを感じます。

稜線にでるまではあまり変わり映えもありません。

ただし、木陰もあるので休憩するにはちょうどいい。

八本歯のコルは沢にでるので水分補給や涼を感じることができます。

水場あります

また、雪渓も時期によってはみることができます。

鳳凰三山を望む

景色を楽しめるのはこちらのコース。

ただし、こちらは木陰はほぼなく、ずっとひなた。

さらに階段地獄もあるのでたいへんなことは間違いなし。

テント装備でこの登りはしんどい・・・。

ペースはがた落ち。

八本歯のコルにどうにか到着です。

八本歯のコル~北岳山荘

八本歯のコルから進んでいくと途中で分岐に。

北岳山荘で予約をしていたのでとりあえず、北岳山荘に向かいます。

北岳山荘へのトラバース道にはお花が色々と咲いていました。

花の名前を知っていれば紹介できるのですが・・・。

色とりどりの花は見ていて癒しを感じます。

道はというとだいたいは平坦ですが、はしごがあったりと意外と登らせてくれるところもあります。

テント装備の重い荷物でばてましたが、どうにか到着です。

そこからは受付を済ましてテントを設営。

だいぶ疲れたので休憩をします。

ガリガリ君うま~。

疲れて火照った体にしみわたる。

北岳山荘~間ノ岳

北岳山荘には当日と翌日の天気が玄関に貼ってあるのですが、翌日の天気は霧のち雨か雷雨。

白根三山はずっと登りたかった山。

とはいえ、自分の登山力の低さを考えると翌日の天気が雨だと下山時に苦労するのは目に見えていました。

すごく悩んだ末に、農鳥岳は行かずに広河原に戻ることにしました。

次に計画を立てる時は自分の実力だと小屋泊で身軽にしたほうがよさそう。

計画が甘かったです。

やることもないので昼寝をしたり、当たりを散策していましたが、着いたのが12時半だったので時間を持て余していました。

暇になりすぎてふと思ったのが間ノ岳までなら往復できる。

ということで静岡最北端の山、間ノ岳まで。

間ノ岳までの道のりはアップダウンが意外とあります。

とりあえず中白峰山に到着。

北岳山荘からみると中白峰山が間ノ岳に見えるような気がして登った時に少しがっかり感があります。

間ノ岳は大きくなだらか。

南アルプスならでは山が大きく豪快な景色。

山頂までもう少し。

静岡の最北端に到着です。

静岡県民としては踏んでおかないといけませんね。

三角点には小さいお地蔵様?

前来た時にはなかった気もしますが。

静岡県側の標柱。

どっしりとしていてカッコイイ。

時間が遅いので山頂はほぼ独占。

山頂であったのは農取小屋に向かう若い4人パーティのみでした。

このままのんびりとしたいところですが、時間も遅いので退散。

またきまーす。

気持ちのいい稜線歩き。

荷物も軽いので軽快です。

あっという間に北岳山荘が見えてきます。

山荘について腹もすいたので久しぶりの調理を開始。

とりあえず、日本酒うまいです。

自分は料理は得意ではないので軽く紹介。

さんまのかば焼き丼。

ご飯は冷凍したものを少し水を足して再加熱。

さんまはレトルトなので湯煎します。

簡単だし、あまり見せられる料理ではないのですけどね。

写真はないですが、カット野菜とベーコンの野菜炒めも作ってます。

ご飯を食べた後にいい感じに夜になってきたので撮影タイム。

うすいですが、ブロッケン現象を見ることができました。

だんだんと日が沈む。

ガスが上がりつつもいい夕焼けは見られました。

夕焼けと夜の堺。

中白峰山とお月様。

2日目

北岳山荘~北岳~肩の小屋

久しぶりのテント泊のせいか途中で目が覚めてしまいました。

天候も気になったので外をのぞいたら思った以上にいい天気。

自分のカメラ&実力だとこのあたりが星空撮影の限界ですが、やはり山の上は星空がきれいです。

星空を見て満足してまた眠りに。

夜が明けて朝日が昇ってきました。

中白峰山のモルゲンロート。

天気予報よりもだいぶいい天気です。

霧の心配はなさそう。

とはいえ、午後の天候はわからない。

朝ご飯を食べて、テントを撤収して広河原へと下山します。

北岳山荘から北岳までの道はけっこう登らせてくれます。

階段もあって朝から息が上がる。

分岐まできたら山頂まではもう少し。

到着です。

山頂にもすこし花がさいていました。

花束のようできれい。

北岳山頂はいつ見てもいい景色。

間ノ岳方面、富士山、仙丈岳、甲斐駒。

中央アルプスに北アルプスもばっちりです。

まだまだ天気はよさそうですが、どんどんと下山していきます。

肩の小屋まではそこそこ急な下りになるのでちょっと注意。

肩の小屋に到着。

北岳に来ただけにならずに済みました。

肩の小屋~白根御池小屋~広河原

鳳凰三山、オベリスクが目印なのでわかりやすいです。

肩の小屋のテント場もいい景色が堪能できそうです。

肩の小屋近くのハイマツはホシガラスがお食事中。

住処になっているのか見かけることができます。

ここの甲斐駒を見ながらの道が好き。

また、たぶん秋にくるよ!!

草すべりのルートは基本つづら折りに下ります。

1か所鎖場があるところが急ということと御池小屋が近くなってきたところのざれた下りに注意してすれば特に問題ないです。

御池小屋にはアイスが売っているのですが、本気でそそられます。

後の道は登りと同じルート。

樹林の中を下っていきます。

橋を越えたら後はもう少し。

下山しました。

今回は奈良田からだったのですが、バスの本数が少ないことは注意が必要です。

奈良田方面のバスは平日で2本、休日で3本となるので下山の時間は考えたほうがよさそうです。

私は早くに下山したので広河原山荘で休憩。

広河原山荘は新しくなったのでかなりきれい。

私からするとホテルです。

結局アイスは食べてしまいました。

でもうま~い。

午後になると山の上は厚い雲に覆われていました。

ここは山荘での天気予報通りといった感じでした。

雲も黒いので雨は降っていたかもしれません。

なんだかんだでいい判断だったかもでした。

登山装備

簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。

山の天候

・晴れ時々曇り

・風は吹くと心地よい風

・気温は高く、ひなたでは休憩中でも暑い

着ていったウェア、靴

・メリノウールの半袖

・長袖シャツ

・3/4丈パンツ

・スポーツタイツ

・メリノウールの靴下(中厚手)

・薄手グローブ

・帽子

・ハイカットシューズ

ザックの中身

・化繊ベスト(中厚手)

・化繊ロングパンツ

・レインウェア

・サングラス

・トレッキングポール

・地図、コンパスセット

・ヘッドライト

・テント(1人用)

・夏用シュラフ

・エアー枕

・インフレータブルマット

・カメラ三脚

・携帯テーブル

・LEDランタン

・ナイフ

・45Lぐらいのゴミ袋×2

・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)

・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)

・予備バッテリー

・予備食(カロリーメイト等)

・飲料水1.5ℓ(ペットボトル3本)

・空の1Lペットボトル(水専用)

・行動食(ナッツやドライフルーツ)

・食事類(ラーメンなどの2日分の食料)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

計画通りの山行とはならなかったのは自分の登山力不足。

依然と比べて筋力や持久力は落ちているのが目に見えました。

歳のせいといえばそれまでですが、今後も続けたいのでどうにか落ちないようにしていきたい。

トレーニングを考えないといけない時期かもしれません。

山自体は景色も楽しめ、テント泊も楽しめたのでいい山行でした。

また、着ますよ!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました