乾徳山は山梨にある山で奥秩父山域となります。
アクセスもよく、比較的登りやすい山なので人気の山でもあります。
岩場あり、草原あり、展望ありと見どころが多い山なので人気なのも納得。
この乾徳山に訪れるのは10年ぶり以上。
自宅から登山口までそこまで遠くなく、登山自体も比較的軽めなのでスクーターで登山口まで行ってきました。
山の情報
山の説明
乾徳山は日本200名山の山の1つ。
奥秩父の山域の山に属します。
山梨市北部の旧三富村域の中部からやや西方に位置する。南麓には笛吹川支流の徳和川が南東流し、徳和渓谷を形成しつつ笛吹川と合流する。西面には岩壁がそびえる岩山で、南アルプスや奥秩父の山々、富士山が遠望できる。東には南北に秩父往還が通じている。
Wikipedia
登った時期
登った時期は5月初旬。
新緑が楽しめる時期となります。
登山道、車道ともに凍結や雪はありません。
登山ルート
ルートはバス停から山頂を目指し、下山は道満山を通るルート。
山頂近くの岩場、鎖場以外は特に難しいところはありません。
道満山へ向かう道は一部間違うと牧場に行ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
山行時間は休憩含め、5時間半ぐらいとなりました。
スクーターでの道レベル
バス停まで普通の車道。
道幅が狭くもないため、アクセスは楽です。
道の凍結はあるかもしれませんので冬季はご注意を。
静岡からここまで下道を使っておよそ3時間。
距離としてはなかなか長いので疲れます。
乾徳山の山のレベルとしても低くはないので体力に自信がない人は少し厳しいかもしれません。
山行記録
乾徳山登山口バス停~錦晶水~国師ヶ原
バス停近くの駐車場は広く完備されているので駐車に困ることはなさそうです。
日影になっている部分があるのでそこに駐車。
駐車場はスペースがたくさんあるので駐車には困ることはなさそうです。
写真は撮っていませんが近くにトイレもあります。
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駐車場からしばらく舗装路を歩くと林道に入ります。
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駐車場からまっすぐ進むので迷うことはないはず。
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林道を進みと登山口の大きな看板がでてくるのでそこからが登山道となります。
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登山道は基本的になだらかでとても登りやすいです。
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駒止は広くなっているので休憩にはちょうど良い場所。
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まだまだ登ります。
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水場の錦晶水に到着。
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水量は豊富なのでここで補給するのもありです。
銀晶水という水場が下にあるらしいのですが、そちらは基本的には枯れているようです。
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国師ヶ原から乾徳山を望む。
国師ヶ原~乾徳山(鎖場ルート)
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国師ヶ原には分岐看板があるのでどのルートから行けるのかがとてもわかりやすいです。
今回は鎖場からの登りルートを進みます。
大多数の人は見どころの鎖場を登りで使っています。
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しばらく登ると月見岩につきます。
ここまで登るとようやく富士山がお目見え。
この日は曇り予報だったのですが、思った以上に晴れていて展望を楽しむことができました。
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看板の矢印がかわいい。
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しばらく平坦な道を歩いていくとだんだんと登りが急な箇所がでてきて岩場を登る箇所も増えてきます。
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手洗石は水が溜まっていますが、正直手を洗おうとは思いません・・・。
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鎖がついているところがでてきました。
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鎖はついてはいますが、慣れている人であれば登りでは鎖を使わなくても登ることも可能です。
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開けている場所で南アルプスがお目見え。
本当に思っていたよりも天気がよい。
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どんどん登っていくよ!!
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最後の大詰めの鳳岩。
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ここはさすがに鎖がないと登るのはできそうにないです。
足がかりも少ないので鎖を使って登ります。
クライミングやっている方ならできるのか?
登るのに自身がない方は巻き道もあるのでご安心を。
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鳳岩を登りきると山頂に到着。
360°の景色を楽しむことができるので登ることがおすすめできる山。
とても気持ちがいい。
乾徳山~国師ヶ原(黒金山方面ルート)
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山頂からの富士山。
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南アルプス。
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小さくですが、中央やや左に金峰山の五丈岩。
中央下にある笹原あたりも気になります。
あそこはどのあたりになるのでしょうか?
歩くと気持ちよさそうな気もします。
景色を楽しんでほどほどに下山開始。
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山頂近くは急な岩場でハシゴもあるので注意しながら降りていきます。
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少し降りた先の岩場と富士山。
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急な下りとなりますが、足場はしっかりしているのでゆっくり降りれば大丈夫です。
道も迷いそうな場所にはトラロープが張っているのでわかりやすいです。
そうこうしているうちに国師ヶ原の高原ヒュッテにつきます。
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以前は営業していたようですが、今は営業しておらず、避難小屋となっているそうです。
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中は広々としていてきれいに整備されています。
薪ストーブとトイレもあるので普通に住めそう。
国師ヶ原~道満山~乾徳山登山口バス停
同じ道を下山するのもありですが、せっかくなので道満山から下山するルートで降りていきます。
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行きにあった分岐を大平高原方面に向かいます。
ここから先は林道のような場所になります。
この時に写真を撮っていなかったのですが、林道途中で道満山へいく登山道がでてきます。
道満山へいくとの看板はたっていないので通り過ぎないようにご注意を。
通り過ぎると牧場のほうへ降りていってしまいます。
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この看板があるところで林道と合流できます。
もし道を間違えてもここで合流も可能。
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道満山へは穏やかな道が続きます。
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道満山は木々に囲まれて展望はなし。
三角点があるくらいです。
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せっかくなのでタッチ。
道満山から先の登山道は急な箇所はあるもののそこまでの危険個所はありません。
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林道と合流。
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獣侵入防止用のゲート。
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ちゃんと閉めておきます。
林道を降りたら、駐車場まではそんなに遠くありません。
バス停までの看板もあるため、迷うことはないはう。
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途中に広場があるのですが、そこでは八重桜が見頃をむかえていました。
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ちょっとお花見。
登山装備
簡単ですが、私が装備していった山装備一覧を貼っておきます。
・晴れのち曇り
・風はそよ風程度
・気温は行動すると木々の中でも汗ばむ陽気
・メリノウールの半袖
・薄手長袖シャツ
・薄手ロングパンツ
・薄手ウールタイツ
・メリノウールの靴下(中厚手)
・薄手グローブ
・アプローチシューズ
・レインウェア
・化繊ウェア(中厚手)
・トレッキングポール
・地図、コンパスセット
・ヘッドライト
・ツェルト
・ファーストエイドキット(絆創膏、ガーゼ等)
・小物類(ライター、ティッシュ、細紐、カラビナ等)
・予備バッテリー
・予備食
・飲料水2ℓ(ペットボトル4本)
・行動食(ナッツやドライフルーツ)
・食事類(おにぎり、菓子パン)
ちょっと立ち寄り
今回は時間が余裕があったこともあり、乾徳山登山口からそこまで遠くないほったらかし温泉に立ち寄り。
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バイク専用の駐車場には写真を撮るのにちょうどよい看板ありです。
カメラ台も置いてあります。
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ほったらかし温泉には2か所の風呂があり、『あっちの湯』と『こっちの湯』があります。
今回は『あっちの湯』をチョイス。
お風呂の写真はさすがに撮れませんが、展望は抜群。
お風呂の温度も熱すぎないので長くゆったりと入れます。
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ゆるキャンネタで揚げ卵。
うまいですよ!!
まとめ
いかかがでしたでしょうか。
乾徳山は展望もよく、岩場を登るスリルも味わうことができるいい山だと個人的には思います。
駐車場も完備されてアクセスも容易。
静岡に住んでいる私だとスクーターで下道3時間ほどと長いですが、まだどうにかなる範囲です。
岩場を登る練習にもなるので登山練習しつつ展望を楽しんでみるのはどうでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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