事故は当たり前ですが、だれしもあいたいくはありません。
とはいえ、自分が注意して運転していたといても、相手の不注意があれば事故にあう可能性は大いにあります。
私は今回事故にあいました。
事故状況は後で詳しく書きますが、相手側の100%過失の事故になります。
100%相手の過失で私に落ち度はないのですが、事故にあってしまったのでそれでも事故後にやるべきことはあります。
事故後にやるべきことは主に、
・相手の名前、連絡先を聞く
・会社への連絡
・通院、病院から事故の診断書をもらう
・自分の保険会社へ連絡
・相手の保険会社の対応
・警察の対応
・会社への連絡
・バイクショップに連絡、レッカーの手配
・バイクを預かって頂いたお宅にお礼
私がやったことはこのようなことになりました。
事故にはあいたくはありませんが、万が一あってしまった場合の対応を詳しく記載します。
事故状況
事故にあったのは一月初旬。
時間は17時40分ぐらいで外は暗くなっていました。
会社から家に帰る通勤で事故に。
場所は住宅街の十字路で一時停止の標識があったため、停止線前で停止。
左から車がきていたため、そのまま通り過ぎるのを待っていました。
通り過ぎるかと思いきや車が右折をしてきました。
道幅は狭く、車2台はすれ違いは無理。
車が右折してくるとは思わず、咄嗟によけようとはしましたが、道幅も狭く、車の右側面とスクーターの右前方が接触。
接触した衝撃で自分は左側に倒れ、ブロック塀に激突。
そのまま倒れこみました。
倒れこんだ後、腰を打ったせいか激痛が走り、立つことができず、動けない状況に。
車の運転手が救急車の手配、近くの住人さんが自分を座らせてくれ、スクーターが道をふさいでいたため、移動させてくれました。
自分は痛くてどうにもこうにもならず、そのまま救急車で病院に運ばれました。
事故でのケガ内容
救急搬送された後、MRI検査、先生による診断(指の動きを目で追ったり、今日の日付聞かれたり)を受けました。
とりあえず、意識ははっきりとしており、体に大きなキズ等はありませんでした。
とにもかくにも腰が痛かったため、コルセットをもらい固定。
入院は必要ないだろうとことでこの日中に家に帰ることはできました。
翌日、病院に再度行き、MRI検査結果と現状の自身の体調から脳に異常はないとのことでした。
ただし、腰の痛みは引いていないため、骨折している可能性があるとのこと。
整形外科にて再度診察を受けることとなりました。
病院にいく面倒さはありますが、痛みは引かないので仕方がありません。
後日、レントゲンを撮り、診断を受けた結果は骨折はありませんでした。
もらった診断書としては『交通事故による腰部打撲、受傷日より3週間ほどの加療』という診断書。
腰は痛むし、神経を圧迫しているらしく、左足に若干のしびれがあります。
仕事も6日間休むことになりました。
仕事に復帰はしましたが、腰も痛むため、なかなか不憫な生活に。
事故から2週間程度たちましたが、まだ痛みます。(ブログ掲載日から)
スクーターの状況
自分ではスクーターを移動することができなかったため、激突した外壁の家の方がご厚意でスクーターを預かってくださいました。
放置するわけにもいかなかっため、ありがたかったです。
スクーターは購入したバイクショップへ頼み、レッカーしてもらう形になり、事故から3日後には引き取ってもらいました。
事故後、スクーターを確認するためにショップへ。
スクリーンは完全に割れていました。
左側は倒れた影響でウインカーは破壊。
ライトとカウルも傷だらけ。
スクリーンの可動部品も割れてスクリーンの可動が不可能。
車とぶつかった右側はウインカー先端、バーエンド、カウルにキズと左側よりは被害は少なそうでした。
事故時のはじめて確認となりましたが、痛んだ愛車をみると切なくなります。
事故内容
今回の事故は相手の車が100%過失の事故となりました。
ポイントしては、
・自分は停止線より前で停止中だった
・スクーターはライトはついていた
・相手の車にドライブレコーダーがついていた
・警察がドライブレコーダーを確認してスクーター側に問題がないことを確認した
・相手がスクーターの存在に気付かず、右折したことを認めた
このように事故の被害者としては条件がよく、相手も逃げずに過失を認めてくれたのでもめずにことが進みました。
とはいえ、自分はケガをしたのでいいとは言い難いです・・・。
事故後のやるべきこと
事故でケガをしてスクーターが傷ついてショックが大きいです。
色々と大変ではありますが、やることは色々とあります。
相手の名前、連絡先を聞く
相手が逃げずに事故対応をしていていれたのならとにもかくにも相手の名前、連絡先は必ず聞きましょう。
これを逃すとバックレられる可能性があります。
とはいえ、今回は自分がケガをして身動きが取れない状態でした。
自分で聞くことはできなかったため、救急隊員の方が相手の名前、連絡先を教えてくれました。
この時に自分の名前と連絡先を相手にも伝えてもらいました。
連絡先を知らないと相手の保険会社の連絡ができず、被害者のこちら側が泣き寝入りするかもしれません。
相手の連絡先を知る手段として『交通事故証明書』を交付してもらうと相手の連絡先を知ることができるらしいですが、なかなか面倒そうではあるのでできるのであれば、その場で聞くようにしましょう。
通院、病院から事故の診断書をもらう
ケガをしたのであれば、通院は絶対にしましょう。
ケガを放置していいことはありません。
通院の費用ですが、事故当日に保険会社から払うのか、立て替えておくのかを聞かれます。
病院によるとは思いますが、事故から1週間は支払いは待ってくれると言われました。
私はとりあえず、支払いは待ってもらって相手保険会社からの連絡を待ちました。
私の場合は1週間以内に連絡があり、治療費をこちらから払うことなくスムーズに進んでいるほうだと思います。
相手保険会社からの連絡がない場合はとりあえず、立て替える必要がでてくる可能性もあります。
また、交通事故の場合に警察から交通事故によるケガの診断書の提出が求められます。
診断書は病院から診察の結果発行されるので通院はするべきです。
診断書がでないと、人身事故ではなく、物損事故扱いになるそうで相手からの慰謝料が支払われない可能性があるので絶対受け取っておきましょう。
自分の保険会社へ連絡
今回は相手100%過失の事故であるため、治療費、スクーターの修理費用、休業に伴う慰謝料はすべて相手持ちとなりますので等級が下がることはありません。
等級は下がりませんが、保険会社には連絡を入れましょう。
私の場合は搭乗者傷害保険が適応されて、通院した日数により保険金が支払われます。
等級は落ちないので絶対にもらっておきましょう。
もらえるものはどんどんもらっておいたほうがいいです。
連絡してから1週間ほどたつと保険金支払いのための書類が送られてきます。
書類は『同意書』、『運転免許証確認書』、『搭乗者傷害保険金請求書』の3つ。
通院日数などを記入することになるので通院が終わるまでは書類は提出せず、通院が終わったら提出するようにしましょう。
相手の保険会社の対応
事故を起こしてしばらくすると相手保険会社からの連絡がきます。
これは保険会社により変わるかもしれませんが、物損担当者と人身担当者が別々でした。
取り急ぎ、人身担当者へ連絡して病院への支払いをしてもらうため、通院先の病院、自分の名前、住所、連絡先を伝えます。
次は物損担当者へ連絡してスクーターを修理してもらうバイクショップ名と連絡先を伝えます。
今回の事故は相手側100%のため、破損したパーツについてはすべて修理してもらいます。
基本的にスクーターの修理についてはバイクショップと保険会社とのやり取りなのでこちらから何かすることは少なそうです。
また、相手側保険会社からも書類が送られてきます。
相手側からはケガによって仕事を休んだ日数による保証をしてくれる書類が送られてきます。
書類は『個人情報の取扱いに関する同意書』、『同意書』、『振込指示書』、『入院、通院交通費明細書』、『休業損害証明書』の5つになります。
こちらも治療が終わるまでは記入はしないようにしましょう。
その中で『休業損害証明書』については会社にて記入してもらうので治療が終わったら、会社へ提出して記入してもらいましょう。
警察の対応
警察への対応は病院からの診断書の提出と自賠責保険の提出となります。
これをしないと人身事故扱いとならないため、提出は絶対にしましょう。
また、そのあとに担当の警察官が『被害者供述調書』というものを書くために事情聴取になります。
この時に警察官の書いた調書が自分の言い分と合っているかどうかはちゃんと確認しましょう。
供述調書は重要な証拠となるので正確な表現をして自分の言い分を書いてもらうようにしましょう。
当然ですが、嘘の申告はダメですよ。
私は被害者の立場だったのか担当の警察官の方も優しく、こちらに不利がないように対応してくれました。
会社へ連絡
こちらも会社は休むことになるので連絡はしましょう。
また、今回の事故は通勤中に当たるため、労災を使うのか、それとも相手側の保険を使うのかを聞かれました。
私は相手側の保険で支払うように選択しましたが、どうやら両方使うことも可能なようです。
詳しくは私も調べないとわからない部分もあるので進展があったら追記します。
バイクショップに連絡、レッカーの手配
今回、ウインカーが壊れて自走が不可能となってしまったのでレッカーを手配する必要性がありました。
私が購入したADVは家から歩ける範囲にバイクショップがあり、事故を起こした場所も家の近くということもあったのでバイクショップに連絡を入れてスクーターをレッカーして頂くようにお願いをしました。
もし、行きつけのバイクショップが近くでない場合は保険会社のレッカーサービスを使うかレッカー業者に頼むかどちらかになるかと思われます。
スクーターを預かって頂いたお宅にお礼
今回、自走不能になり、自身も救急車で運ばれたため、スクーターを移動することが不可能でした。
私は運がよかったため、近くの家の方がバイクを預かってくれました。
とてもありがたかったです。
ご厚意で預かってくれたこともあり、お宅に訪問してお礼と少しではありますが、お茶のほうを差し上げました。
ここまでするのが礼儀というものですよね?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回事故にあってわかったことはスクーター(バイク)は簡単にケガをすることです。
接触自体はがっつりと当たったわけではなくても転倒して体へのダメージは大きいです。
これが完全なる接触であれば、重傷で死ぬ確率は大幅に上がるでしょう。
考えるとゾッとします。
そして被害者とはいえ、やることは色々とあります。
ケガしてたいへんですが、やらないと損するしかないのでやるべきことはしっかりとやっておきましょう。
下手をすると後遺症が残ることもあるので自分を守るためにもしっかりとやっておくべきです。
事故後のことは書きましたが、事故に合わないのが一番!!
相手の不注意はどうにもできませんが、自分のことはできるので自分が不利にならないようにするためにも交通ルールを守って運転しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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