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登山での虫除け対策

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登山では避けられないのが虫。

山の中に入るので当然ですね。

人間に対して何もしてこなければいいのですが、虫も生きるためにと人間の血を求めて寄ってくるやつも。

蚊は人の血を吸う代表格ですね。

山では他にもマダニやアブ、ブユ、虫ではないですが、ヤマビルがいる山域もあります。

血を吸われると患部が痒くなったり、場合によっては腫れることもあり、場合によってはウィルスを持っている可能性も。

マダニの媒介しているSFTSは命にかかわる危険度の高い病気はニュースで取り上げられることもあるので知っている方も多いはず。

私もアブに耳を刺されてパンパンに腫れあがり、せっかくの2泊3日予定の山行を取りやめて泣く泣く下山なんてこともありました。

ハチに刺されれば患部は痛み、登山どころではありません。

アナフィラキシーショックなんにかになったら本気でまずいです。

体に良くないだけではなく、山行自体も辞めざるを得なくなる、場合によっては命の危険性もあるので対策はしっかりとしていったほうがおすすめです。

この記事では私が登山での心がけている虫除け対策をご紹介します。

あくまで虫除けのみで刺された後の治療法までは対策していないのでご了承ください。

ハチ、マダニなどの危険生物に刺されたたら基本的には即下山で病院いったほうがいいです。

虫除け対策

虫よけスプレーをかける

ド定番ですが、虫よけスプレーをかける。

これが一番手っ取り早く効果があります。

私が使っているのだいたいのところで手に入るサラテクト無香料。

効果は蚊、ブユ、アブ、マダニ、ノミ、サシバエ、トコジラミ、ヤマビルと登山中の活動中に会いそうな虫に適応されてるので問題なしです。

かけておけば、他の虫も寄り付きにくくなっているような気はします。

私の使い方としてはまんべんなく服の上から全身にかけること。

公式の使い方とはちがいますが、ケチらずにまんべんなく吹きかけるのが個人的にはいいと思っています。

この時にエアゾールタイプのスプレーなら背中も一人でかけやすいので私はエアゾールタイプのスプレーにしています。

服は色が濃い服だと白くなりますが、洗濯すればちゃんと落ちるので問題はありません。

服の上からサラテクトとという商品もありますが、あちらはマダニへの効果がないようなので登山に使うには物足りません。

ディート強いタイプもありますが、あちらはヤマビルには効果がないようなのでサラテクトであれば、ド定番のサラテクト無香料が一番効果範囲が広いです。

お値段も一番安いですしね。

後のポイントとしては長休憩時にかけなおすことです。

効果は1日中効くとありますが、体感としては4時間ぐらいな感覚。

山頂についたタイミングや山小屋などでの長休憩時にかけなおすようにしています。

4時間以内に下山ができるのであれば、出発前にかけるだけ。

ミストタイプのスプレーもあるので服にかけるのが抵抗がある人はそちらをおすすめ。

ミストタイプのいいところはピンポイントにつけられるところ。

1回の使用量は少ないので経済的でもあります。

エアゾールタイプはどうしても空気中に散布されるのでもったいなさはあります。

また、肌の弱い人や子供にはイカリジンの虫除けスプレーがおすすめです。

0歳の子供にも使えるということで成分としてはディート安心。

効果範囲も蚊、ブユ、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビルと登山で使うにも問題なしです。

肌を極力ださない

これも登山では定番。

肌を出す箇所を少なくすれば、その分刺されにくくなります。

ケガへの軽減、日焼けにもつながるので基本は長袖、ロングパンツが基本です。

ただ、登山は行動時は暑いのでショートタイプの服をしたくなるのもわかります。

なのでショートパンツならば下にタイツを履く。

Tシャツなら、アームカバーをすることで肌を露出させずにすむこともできます。

「どうしても肌を見せないと涼しくならないんだ!」という方は虫よけスプレーはしておきましょう。

私のスタイルとしてはロングスリーブの登山シャツかショートスリーブの登山シャツの下にロングスリーブのベースレイヤーをしています。

登山シャツは腕まくりしやすく脱ぎ着も楽なのでお気に入りです。

服の色には気を使う

ハチ、アブ、ブヨは黒や紺などの色が濃いものに反応しやすいそうです。

ハチは黒は天敵のと認識するとか、弱点部分が黒が多いという理由から黒を狙うとか色々と説はあるようですが、とにかく黒には反応しやすいことは間違いないです。

黒や紺などの色が濃い色は冬は熱を吸収するのでいいですが、他の季節は日差しによってオーバーヒートになりがちなので避けたほうが無難です。

色としては着やすい色なんですけどねぇ。

登山道を外れない

登山道があるところは基本的には人が通って整備されているところが多いです。

開けているところであれば、虫が潜んでいそうな草木に触れる回数が減ります。

ちゃんと整備されている場所ではハチの巣ありと親切に看板でお知らせしてくれたりも。

バリエーションルートは藪の中に入ったりと虫が多い場所。

藪の中は虫との接触率は上がります。

バリエーションルートを進むのも楽しいですが、理解はしておきましょう。

虫が多そうな場所にはいかない

これは登山をするなということではありません。

最近ではSNSや登山情報サイトで情報を得ることができます。

私が活用しているのはSNSの山小屋情報と山と渓谷オンラインの『山岳最新情報』です。

特に山岳最新情報は山小屋や各自治体からの情報がまとめて確認できて便利です。

登山道の状態や天気もそうですが、アブが多い、ハチの巣が登山道にあるなどの情報も載ることがあります。

事前に行く山の情報を得ることは重要なです。

情報を確認して虫が多い情報があったらなるべく避けるほうが無難。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

登山で虫に刺されるとテンション下がりますし、パフォーマンスにも影響します。

虫を寄り付かせない、虫に寄らないことが大事です。

しっかりと対策をして快適な登山をするように心がけましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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