登山する上で最も重要なアイテムの登山靴。
初めて購入される方をメインに登山靴の必要性、選択のポイントを紹介します。
初めて以外の方で2足目等を検討されてる方も参考になればと思います。
登山靴の必要性
疲れにくい
登山靴は山を歩くことをメインに作られています。
足への衝撃緩和、歩行時の足のサポートをして疲れを軽減してくれます。
足の保護
登山靴はトゥーガードというつま先が固い素材でできているタイプが多いです。
登山道では木の根や、岩場などでつま先をぶつけることがあり、その時につま先を守ってくれます。
トゥーガードがないとつま先が痛くなる、重症だと爪が割れてしまう危険性もあります。
グリップがよい
登山道では木の根や岩場など特に濡れて箇所では滑りやすいです。
登山靴のソールはグリップがよいものを使用しており、滑りからの転倒を軽減してくれます。
防水性が高い
登山で突然の雨。
靴の中が濡れると不快感がMAX。
また足がふやけると靴擦れを起こしてしまうトラブルも。
登山靴は防水性が高いものが多いため、靴の中が濡れにくくなっています。
保温性がある
こちらは厳冬期用登山靴が主になりますが、靴自体に保温剤が入っており、足の冷えを軽減してくれます。
登山靴の種類
ここでは登山靴種類、主に登山靴の丈長さの説明をします。
ローカット
スニーカーと同様でくるぶしを隠さない丈長さです。
ソールも柔らかいタイプが多く、ブーツ自体も軽い、ブーツのようにくるぶしを隠さないのでスニーカー感覚で履けるので軽快に歩けます。
ただし丈が短いため、小石、砂利、雨が靴の中に侵入しやすい、足の保護効果は低いなど注意ポイントもあります。
メインは低山や日帰り登山。
ミドルカット
くるぶしを隠すぐらいの丈長さになります。
ソールも柔らかいタイプも多く、ブーツ自体もすごい重いわけではないのでほどほどに軽快に歩けます。
丈がある分足の保護効果が高い、小石、砂利、雨が靴の中に侵入しにくいと万能性が高いのが特徴です。
メインは低山、日帰り登山、山小屋泊登山。
ハイカット
くるぶしを完全に隠す丈長さになります。
ソールも固いものが多く、かなりガッチリした作り。
ガッチリした分、岩場を登るときにつま先に足をかけるだけでも安定して登れる、テント泊などの荷物が重くても登山靴が安定していますが、ガッチリした分足の可動が少なく、平坦な道は苦手です。
メインは岩稜帯が多い登山、テント泊登山、積雪期登山。
登山靴の選択ポイント
最初の1足としてどの登山靴を選ぶべきか、その選択ポイントをお伝えします。
最初の1足はミドルカットタイプがおすすめ
最初の1足はミドルカットタイプのものをおすすめします。
登山を初めてされる方は丈の長いブーツを履きなれていないことも多いため、ブーツに慣れるために丈のあるものを選択したほうが無難です。
ハイカットタイプでもいいですが、ブーツ自体が重く、足が重いと疲れが増すため、比較的軽いミドルカットがおすすめできます。
サイズ選びは登山用靴下とセットで選ぶ
登山靴のほうを試し履きする時には登山用靴下とセットでサイズ合わせをしましょう。
普段履きの靴下で登山するとトラブルの原因となるので登山靴を購入すると同時に靴下も購入しましょう。
実店舗に行けば実際に試し履きして歩くことができ、アドバイスももらえるので最初は実店舗で選ぶ特に登山専門店で選ぶことをおすすめします。
防水性のあるものを選ぶ
こちらはネットで買う人は特に要注意なのですが、防水性有ではなく撥水性有で買ってしまうことです。
撥水は防水ではないため、長時間雨には耐えられません。
ここは日帰りならまだ問題ありませんが泊りがけだと悲惨なことになる可能性が高いため、防水性があるものを選びましょう。
私が使用しておすすめできる登山靴メーカー
最後に今まで使ってきた中でおすすめできるメーカーを紹介します。
ただこちらは足の形が人それぞれなのであくまでご参考程度に。
SCARPA(スカルパ)
SCARPAよりマルモラーダプロHD。

ソールは固いですが、可動域も広くが広いため、平坦な道でも歩きやすいのがポイント。
フィット感も抜群です。
主に雨が降りそうな登山、テント泊、積雪期の登山で使用しています。

LA SPORTIVA(スポルティバ)
LA SPORTIVAよりTXガイドレザー。

ローカットのため足さばきがよく、グリップ力も高いのがポイント。
主に日帰り登山で使用しています。

LOWA(ローバー)
今は厳冬期八ヶ岳やアルプスを行かなくなったため、売ってしまいましたが、
LOWAのアルパインエキスパートを使っていました。
保温剤が入っており、足先が冷えにくくガッチリした作りですが割とフレキシブルに足を可動することができるため、足さばきはよい部類でした。
まとめ
安全で快適な登山のためにも登山靴を。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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