毎年2月頃からやってくる嫌なやつ、花粉症。
私もスギ、ヒノキにアレルギーがあり、毎年悩まされます。
花粉症があるとはいえ、登山はやめていません。
スクーターに関しても通勤で使用しているのでやめることができない。
花粉症との付き合いが30年近くになる私が行っていることは、
できる範囲でほどよく対策して後は我慢で乗り切るという方法。
正直ここまでくると万全であろうがでてくるので適当にやっていたほうが精神的に楽です。
今回は花粉症との付き合いが長い私が行っている登山、バイク時の花粉症対策をご紹介します。
薬の活用
薬は基本的に使用しています。
できれば病院の処方箋を使っていますが、時間の関係で行けない時は市販薬でいう感じです。
また、これは個人差はあると思いますが、飲み薬は効きが悪いです。
本格的に花粉が飛ぶ前から飲んでも効果は薄いような・・・。
直接患部に効く目薬と点鼻薬は必須です。
基本的に朝晩2回でやっていれば効果は続きます。
どうしても目のかゆみやくしゃみ、鼻水がとまらない場合はちょっと間を開けて再度やる形。
この辺は薬の用法を守ってます。
薬によって回数や時間間隔があるのでしっかりと守るようにしましょう。
登山とバイクの時は目薬と点鼻薬は常備して行動しています。
そこまで邪魔にはならないし、休憩してさせるので特に困りません。
登山、バイク時に身に着けているもの
薬も持っていきますが、念のために効果がありそうなものも身に着けています。
とはいっても完全防備とまではいきません。
伊達メガネ
私は視力はいいので普段は身に着けないのですが、花粉症の時期は伊達メガネをしています。
ちゃんとした花粉対策用メガネでカバーで保護されているようなのではなく、ただの伊達メガネ。
伊達メガネだけでもしない時と比べると6割減らすことができるそうです。
花粉対策用メガネならより花粉はカットしてくれますが、登山をする上では使いにくいかもしれません。
花粉対策用メガネだとカバーがあり、目の周辺が蒸れそうです。
運動量も多いのでメガネが曇ってくる可能性は大きいです。
それでは行動の邪魔になるので本末転倒。
登山においては普通の伊達メガネで問題ないです。
私が使用しているのは無印良品で買ったブルーライト対応のサングラス。
買った当時は1500円ぐらいだったかと思います。
このメガネは私の顔の大きさと相性がいいのかずれることがないです。
登山で使用していてもずれないし、走ってもずれない。
メガネのずれはストレスになるのでずれてこないのも重要なポイントです。
バイクにおいてはヘルメットのシールドがあるので特にメガネはしていません。
つければより効果はありそうですが、メガネのフレームが視界を若干ふさぐのが気になるのでつけていません。
薄手のネックゲイター
マスクと比べると効果は低そうですが、つけていないよりはましという程度で薄手のネックゲイターをつけています。
マスクだとどうしても呼吸がしにくいので登山をして息が上がってくるとマスクを下げたくなってしまいます。
熱もこもりやすいので登山ではマスクは使いにくいです。
その点、薄手のネックゲイターはつけ続けていてもそこまで呼吸の邪魔にはなってきません。
スギ、ヒノキの時期なら山の気温もまだ低いほうなので防寒対策にもなります。
バイクでも防寒対策になり、山とバイクで使えて一石二鳥。
オススメなのはメリノ素材の薄手ネックゲイター。
メリノ素材は防臭効果が高いのでずっとつけていても臭いにくく快適です。
私はBUFFのメリノライトウェイトを使用しています。
薄手のネックゲイターですが、ほどよく暖かく、雪山登山でも十分に使え、活躍しています。
舌下免疫療法を実施中
長年花粉症なので半ばあきらめていたのですが、花粉症の症状がよくなる可能性があるとのことなので始めました。
きっかけは私の娘も同じように花粉症になり、娘と一緒に治療するようにするため。
花粉症は遺伝要素が強いそうで正直娘には申し訳ない。
舌下免疫療法をやるにあたってやることがあります。
アレルゲン検査
最初に採血からアレルゲン検査を行います。
検査の結果でアレルギーが認められないと舌下免疫療法は受けられません。
私は娘と一緒に採血を行いました。
子供の採血はたいへんな可能性大です。
注射なので仕方ないですが・・・。
かわいそうではありますが、体を動かさないようにホールド。
アレルゲン検査の結果は1週間ほどで届くとのことで1週間後に病院へ。
結果はスギとヒノキにアレルギー有の結果となりました。
ついでに他のアレルギーを調べることもできるのはいいですね。
私は他にはなかったので一安心。
始める時期は花粉症の症状がでていない時期に行う
花粉症の症状がでる時期は薬を始められないそうです。
なので薬を始める時期は6月上旬から11月下旬。
私は7月頃から始めました。
始める時期は決まってはいますが、後は薬を飲み続けます。
薬は5年ほど毎日行う
舌下免疫療法は期間が長く、5年ほど続けないといけないそうです。
薬も毎日飲まないといけないのがたいへんです。
症状がでていないのに薬を飲まないといけないのは正直忘れるリスクがあります。
実際に何回か忘れてます。
ただ、絶対飲み忘れるなというわけではなく2、3日程度であれば忘れても先生は大丈夫と言っていました。
1週間を超えた場合は病院にきてくれとのこと。
さすがに2、3日連続で忘れることはないのでそこは安心です。
私は娘と一緒にやっているのでそこまで忘れる頻度は高くありません。
薬を飲む前後2時間は激しい運動、入浴、飲酒はダメ
薬の仕様として飲む前後2時間は激しい運動、入浴、飲酒はダメだそうです。
飲酒はそこまでしないので気になりませんが、激しい運動と入浴はタイミングが難しいことも。
登山はおそらく激しい運動の部類に入ります。
なので下山が16時なった場合、18時までは飲めない。
さらに18時に薬を飲んだとして20時まではお風呂に入れない。
子供のお風呂と寝かしつけをする自分では飲むタイミングがありません。
登山口までの移動が2時間かかるような場所であれば朝早くに飲んでしまいます。
どうしてもタイミングが合わない場合はその日は見送り。
まあ、1日なら問題はなさそうなのでこだわりすぎずにやってます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かなり緩い対策方法ではありますが、これぐらいで十分だと思っています。
子供の時と比べて年を取って慣れたのか、鈍くなったのかはわかりませんが、症状も緩くなったようなところもあります。
なので緩い対策なのかもしれません。
重度の花粉症の方はもっと対策をしたほうがいいかもしれませんのでご了承ください。
次に娘と始めた舌下免疫療法。
こちらは記事を書いた時点でまだ開始1年たっていません。
飲んで2、3年するとようやく効果が出始めるそうなので効果がでてきたら追記できればと。
娘とともに緩くがんばっていきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント